2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧
2008年の正月を韓国で迎えたのだが、この旅行の目的は観光で、登山ではなかった。しかし沢山ある慶州の史跡は、自分にとっては残念ながら退屈であった。特に世界遺産でもある仏国寺は、無住の寺であり観光施設と変わりなく、がっかりしたものだ。そこで、慶…
摩耶ケーブル山麓駅前のバス停は、一方通行で六甲道に向かうバスも、三宮に向かうバスも東に向かい、この「桜トンネル」と呼ばれる道を下る。バス通りにある桜並木だけに、花見といっても徒歩での通り抜けではなく、車をゆっくり走らせて、乗車したまま桜見…
新神戸駅の裏から西に向かう山道を登ると、城山(319m)に達する。標高の低い都心の裏山であるが、数本の登山道があって、なかなか楽しめる。山麓の公設案内図によると、この一帯は城山展望公園というらしい。しかしながら、実際の城山は照葉樹の多い山で、…
神戸市街地からも長峰山の肩の部分が、明るい草原状である事が遠望できる。登山道脇の看板によると「六甲山系グリーンベルト整備事業」というらしい。土砂災害に備えるため、根の浅い樹木を伐採して、根の深い樹木を植栽するとのことだ。だが、この事業どう…
長峰山登山のメインルートは、伯母野山からの道であろう。伯母野山は地名で、山ではなく住宅街である。アスファルトの急坂を上り、ようやく道が地道になる頃には、標高300米近くになっている。そこからの登山道が酷い。六甲南面特有の砂化した土壌に、雑多な…
既に枯れている摩耶大杉だが、西側の登山路から、遠望できる。史跡公園の手前で、摩耶大杉に向かう道があり、根元までいける。周囲は人の生活の残滓が色濃く漂い。気持ちの良い所ではない。それでも、遠望する大杉の存在感は、なかなかのものだ。
金井山(クムジョンサン)は、標高の割りに雄大な山である。馬蹄形の山容で、昔は城壁が「万里の長城」のように、ぐるりを囲んでいた。現在も東西南北の城門が残っており、城壁も一部復元されている。また、この山の中央には村があり、地下鉄の駅からバスも…
3月17日に「山寺尾根とケーブルの間の山域には、全く食指が向かない。」書いたが。思い出しました。一度だけ魔が差したことがあるんです。すみません。摩耶ケーブルには「高尾山隧道」という扁額がかかったトンネルがある。毎回、通過するたびに立派な「…
三連休の三日目、どの道を登ろうかと、ひとしきり考えたが、こんなに気持ちの良い日は、やっぱり黒岩尾根。布引の滝から貯水池・市ヶ原にかけてのアプローチも光が溢れていてイイ感じ。そのせいか、黒岩尾根を登る人も多くて4組も追い抜いた。しかも下山者…
今日は朝のうちは、黄砂で神戸市内からは摩耶山は全く見えない状態だった。それでも昼前から日が差してきたので、登りに行きました。登山を終え、ロープウェイ虹の駅から、掬星台を見返ると、とてもクリアです。強風が、黄砂はもちろんのことスモッグも吹き…
今日は3月の第3週目の土曜日。今年最初のリュックサックマーケットのある日だ。最初この名前から、きっと山道具のフリーマーケットかと思い、行ってみてがっかりしたことがある。リュックサックに入れて持ってくるフリーマーケットという意味だそうな。出…
六甲山といえば、有馬温泉が有名なわけだが、摩耶山にも温泉はある。灘区内には、知る限り4軒の銭湯温泉があるが、そのうち[六甲山の]ではなく、摩耶山麓の温泉と言えるのは、「灘温泉」と「篠原温泉」。いずれも、水道筋商店街を抜けて東に進んだところ。…
韓国の山へ登りに行くに当たって、一番注意が必要なのが「登山禁止期間」。「山火事防止」「自然保護(回復)」などの理由で、定期的に登山禁止となることがある。この日登った無等山(ムトンサン)は、山頂部分への入域ができなかった。それでも肩まで登る…
世間の人は、きっと知ってるに違いないけど、テレビを見ないハムは知りませんでした。こんな商品があるんですね。日清のカップヌードル中身だけを、パックしたもの。スーパーで50円(定価はもっと高いらしい)で特売していたので、思わず買いました。味は…
洞川というと、奈良県大峰山の登山口を思い出すが、摩耶山系にも同じ地名がある。小さなダム湖に、洞川湖と名付け、その近くの梅林も洞川梅林というらしい。梅林管理道という立派な林道がある割には、樹も花も貧弱で梅林というには本数も少ない。それでも、…
今まで登った韓国の山で、一番良かった山を挙げるとすれば、間違いなくこの山。月出山(ウォルチュルサン) たった標高800mの山とは思えない威容。表登山口の天皇寺売票所から往復すると、岩壁沿いの鉄階段の昇り降りに終始するので、道甲寺(トカプサ)か…
掬星台の東側に、東屋のある展望デッキがあります。いつも観光客で一杯で、汚れた登山姿では近づくのも気が引けますが、この日(2月末の日曜日)、掬星台に人影はほとんどなく、立ち寄ってみました。夜景写真の名所同定板があり、見てみると「何か変・・・…
なごり雪といえば、・・・・・
人工物の多い掬星台ですが、この大屋根の休憩舎は、イイですね。雨の日のグループ登山でも、楽しくお昼休憩できますね。この日も、小雨でガスがかかった状態でしたが、沢山の人がいました。写真を撮ったときは気づかなかったのですが、手前の梅の木が咲きか…
ケーブルの友の会に入るまで、ここが我が家にとって、摩耶山の頂上でした。三角点のあるところは、つまらないし、掬星台も人工物が多くて、山らしくない。いつも、ここで昼食をとって、引き返していました。場所は、天狗道がアドベンチャールートと合流する…
3月5日の日本経済新聞紙上で、イオンがサントリーと共同開発した第3のビールの販売を中止する旨の記事が掲載された。供給が安定しないというのが理由というのだ。そもそも、昨年7月の発売時から思っているのだが、こういう記事を書く記者は、イオンのビ…
今日は、雨模様だったので、手軽に登れる行者尾根へ。アプローチは、退屈な「もとまや道」。でも人の気配の濃厚な青谷道よりはかなりまし。行者尾根の下部は、松と潅木の細尾根で、道も良く踏まれていて、小雨程度なら大丈夫。岩も多く露出しており、写真の…
木浦市(モッポ)というと、それなりの登山をしていた人には、おなじみの地名。ラジオの気象予報で天気図を書く際、必ず聞いた名前ですね。韓国西南部のリアス式海岸にある有名な漁港です。この木浦市の中心部にあるのが、儒達山(ユダルサン)。鉄道駅から…
展望のあるザレ場を通過すると、ミヤコ笹が生えた、潅木の明るい平坦な尾根となる。気分良く歩けるところだが、そう長続きはしない。また植林帯に入ると、わずかに道が下っていく、すると登山道脇に小さな水流が現れる。尾根道を登ってきたはずなのに、いつ…
黒岩尾根の609標高点から、二ヶ所植林帯の鞍部を下り登り返すと、展望のあるザレ場を通過する。この上で道が90度に折れる所に、公設の道標と登山路の看板があり、北側に小道がついている。少し行くと、展望が開けベンチが設置してある。普通に歩いていると…
年間50回以上摩耶山に登るが、その三分の一ぐらいは黒岩尾根からだ。摩耶山で、最も魅力的な登山路だと思っている。道幅広く真夏でも暑苦しく感じない。その割りに歩く人は少なく荒れていない。下部は、南側こそ照葉樹が多いが、北側は落葉樹が多く明るい…
布引の貯水池は平成17年までの大改修工事によって、その外観もかなり美しくなりました。かつての堰堤は殺伐とした感じだったのが、写真のように、キレイに整備されたと思います。しかしながら、新神戸からここまでの道は、昔からのコンクリで固められた道や…