三連休の三日目、どの道を登ろうかと、ひとしきり考えたが、
こんなに気持ちの良い日は、やっぱり黒岩尾根。
布引の滝から貯水池・市ヶ原にかけてのアプローチも光が溢れていてイイ感じ。
そのせいか、黒岩尾根を登る人も多くて4組も追い抜いた。しかも下山者には出会わず。
さて以前から気になっていたのが、黒岩尾根上部にあるこの看板。
この裏から地蔵谷方面に道があったようだ。(現在は廃道状態である)
一昨年までは、地蔵谷周辺で工事も行われていたので遠慮していたが、
現在は終了したようなので、一度下ってみることにした。
しばらくは急斜面を西にトラバース。やがて尾根上で三叉路となる。
西北へ向かう道と南西へ下る道。地蔵谷に降りるつもりなので南西へ下る道を行く。
意外に緩やかな尾根を下って行く、道ははっきりしないが藪を分けるようなことは無い。
下りついた所は二股出合い。現れた地蔵谷第4砂防堰堤の左岸を乗り越えると地蔵谷道。
ここから上部の地蔵谷は、下生え少なく炭焼きの二次林の雰囲気が残るところだ。
しかし残念ながら今日下ってきた道は、それほど魅力的な植生ではなかった。
地蔵谷第4砂防堰堤の完成が平成10年なので、この看板はその工事中に設置された物かな。