展望のあるザレ場を通過すると、ミヤコ笹が生えた、潅木の明るい平坦な尾根となる。
気分良く歩けるところだが、そう長続きはしない。
また植林帯に入ると、わずかに道が下っていく、すると登山道脇に小さな水流が現れる。
尾根道を登ってきたはずなのに、いつのまにか山腹を巻いて行くのだ。
しかしながら、稜線までの標高差は20mもないのだが・・・・。
さらに進むと、源流の雰囲気のある小沢を渡る。
最近この一帯が、全面的に間伐された。そのため、雰囲気ががらりと変わり、
登山道周囲の地形の様子も、良く分かるようになった。
小沢の渡渉点すぐ下にある、「滑床」が良く見えるようになった。
ここを過ぎると、尾根へ登り返し、アドベンチャールートの分岐をむかえると、
黒岩尾根道の終わりも近い。