摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

金井山(801m)・・・・・・釜山市・・・2008年1月4日

金井山(クムジョンサン)は、標高の割りに雄大な山である。

馬蹄形の山容で、昔は城壁が「万里の長城」のように、ぐるりを囲んでいた。

現在も東西南北の城門が残っており、城壁も一部復元されている。

また、この山の中央には村があり、地下鉄の駅からバスも出ている。

このときは、地下鉄「温泉場(オンチョンジャン)」駅近くの温泉銭湯ホテルに宿泊し、

翌朝、ロープウェイに沿った道を歩いて登った。

登りついたところは南門で、東門・北門を経由して山頂に至るのだが、

途中で、へたってしまい、北門から梵魚寺へ下ってしまった。

ロープウェイはあるものの、南門から東門までは、樹林帯で展望もない。

東門から20分ほど歩くと、写真のような稜線に出るので、地下鉄温泉場駅前から出る

山城(サンソン)行きのバスに乗って、東門入り口か峠で下車するのがオススメです。

まあ、ロープウェイ終点付近に沢山ある屋台も、韓国らしくておもしろいんですけどね。

この時は、あきらめた山頂を望み、いつかリベンジを誓うハムであった。

金井山も良かったが、泊まった温泉銭湯ホテル「現代スパ」が居心地良くて3泊もしてしまった。

1階が女湯。2階が男湯。3・4階がホテル。泊まった部屋はツインで3万ウォン。

古びてはいるけど、部屋に付いてる風呂の湯船だけでも2畳ぐらいの広さ。

銭湯は宿泊客は無料。これも日本の銭湯の2倍ぐらいの広さ。垢すり・理髪室・休憩所もある。

宿の人たちも優しいし、近所には沢山おいしい食堂がある。

というわけで、この「現代スパ」が釜山での定宿になりました。