金井山(クムジョンサン)は、標高の割りに雄大な山である。
馬蹄形の山容で、昔は城壁が「万里の長城」のように、ぐるりを囲んでいた。
現在も東西南北の城門が残っており、城壁も一部復元されている。
また、この山の中央には村があり、地下鉄の駅からバスも出ている。
このときは、地下鉄「温泉場(オンチョンジャン)」駅近くの温泉銭湯ホテルに宿泊し、
翌朝、ロープウェイに沿った道を歩いて登った。
登りついたところは南門で、東門・北門を経由して山頂に至るのだが、
途中で、へたってしまい、北門から梵魚寺へ下ってしまった。
ロープウェイはあるものの、南門から東門までは、樹林帯で展望もない。
東門から20分ほど歩くと、写真のような稜線に出るので、地下鉄温泉場駅前から出る
山城(サンソン)行きのバスに乗って、東門入り口か峠で下車するのがオススメです。
まあ、ロープウェイ終点付近に沢山ある屋台も、韓国らしくておもしろいんですけどね。
この時は、あきらめた山頂を望み、いつかリベンジを誓うハムであった。
金井山も良かったが、泊まった温泉銭湯ホテル「現代スパ」が居心地良くて3泊もしてしまった。
1階が女湯。2階が男湯。3・4階がホテル。泊まった部屋はツインで3万ウォン。
古びてはいるけど、部屋に付いてる風呂の湯船だけでも2畳ぐらいの広さ。
銭湯は宿泊客は無料。これも日本の銭湯の2倍ぐらいの広さ。垢すり・理髪室・休憩所もある。
宿の人たちも優しいし、近所には沢山おいしい食堂がある。
というわけで、この「現代スパ」が釜山での定宿になりました。