摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

仁川水系 藪谷からゴロゴロ岳へ

3月27日に小さな墜落をして以来、左足が不調だった家族が、久し

ぶりに一緒に行くという。それで容易なコースのつもりで選んでみた。

だが結果まだ難しかったようで、以下は反省文のつもりで書いている。

f:id:aw2q:20190716095225j:plain

JRさくら夙川駅から、さくらやまなみバスに乗車。西宮甲山高校前

で下車。県道16号線を歩いて行く。一方通行の車道が上下に走る複

雑な部分。途中からは車止めのある旧道に入り、のんびり歩いて行く。

続きを読む

木ノ袋谷源流 炊飯器沢(仮称)中俣

炊飯器沢なんて名前の沢が有る訳ではない。ただ家族に何処へ行くと

言い残すのに、分り易いだろうと云うだけのこと。単独で目標にする

には短すぎる谷。それ故に継続して行くと二度言い乍ら力尽きている。

f:id:aw2q:20190713210234j:plain

継続は諦めて杣谷道から木ノ袋尾根を登ってきた。オテル・ド・マヤ

を対岸に望む。黄色の線が昨年5月に歩いた左俣で、今日は赤い線の

中俣を辿るつもり。久しぶりの尾根歩きは風が吹き抜け意外に涼しい。

続きを読む

第6回 杣谷源流遡行

2014年から16年にかけて、摩耶第四堰堤より上流の支谷を好ん

で歩いた。杣谷源流遡行と題して5回記事にしている。その第3回

これより上流の杣谷左岸には遡行対象は無いと、決めつけてしまった。

f:id:aw2q:20190711073200j:plain

だが先日、杣谷上流を歩いた時にナメを持つ支谷を見かけた。勧進

パックマン岩の中間辺り。入り口からすぐ奥に壁が立っているので、

その上はガレに埋まって、伏流しているのではと思ったが確かめよう。

続きを読む

杣谷上流の小滝めぐり

2019年6月27日、熱帯低気圧室戸岬沖で台風3号(Sepat)

となり、神戸地方でも67mmの雨が降った。気象台の概況は大雨

としているが、それほどでもない。28日金曜日、杣谷上流が良い

f:id:aw2q:20190630110632j:plain

具合かもと入ってみる。杣谷本流の摩耶第3堰堤下の斜爆。足なら

しに此処から入渓する。水量はまずまず多いが、やや茶色く濁って

いるのが残念だ。すぐ左に一般道があるが、平日なので人影はない。

続きを読む

摩耶山702標高点を探してみる(現地編)

高島トレイルの疲れはあるが、一日2万歩のペースも崩したくなくて、

普通に歩いて摩耶山上に来た。野坂岳でスマホの地図アプリが上手く

使えなかった反省から、練習がてら或る探し物をしてみようと思った。

f:id:aw2q:20190627180706j:plain

やって来たのは摩耶山の三角点。木漏れ日で画面が見難いが現在地は

ちゃんと三角点の中。左上の標高表示も698.6mと正確。探すの

は702mの標高点。こんなブログをしながら、未だ何処か知らない。

続きを読む

高島トレイルから野坂岳へ 参日目

昨夜も何故か寒かった。避難小屋の中で風も吹きこまないし、床が冷

たい訳でもない。下半身が化繊のズボン一枚だったことが原因かもし

れない。着替えもタイツも持っておらず、汗で湿ったままで寝ていた。

f:id:aw2q:20190809111445j:plain

野坂岳の避難小屋にお世話になるのは20年ぶり。前回は1999年

11月。岩籠山、野坂岳、西方が岳の敦賀三山を周回した。その時と

変わらない姿に安堵する。避難小屋の周りは綺麗に草刈りされている。

続きを読む

高島トレイルから野坂岳へ 弐日目

高島トレイル、大御影山での一泊。やっぱりシュラフカバー1枚では

寒かった。芝地を選び、家族に多いと文句を言われつつ、銀マットも

2枚持って来たので、地面の冷たさは感じなかったが、なぜだか寒い。

f:id:aw2q:20190809111303j:plain

ウィスキーを360mlを持って来たが、ほぼ一晩で飲んでしまった。

4時半には明るくなり起き出す。白米1日2合は家族の言う通り多か

った。夕食、朝食でも食べきらず、昼ごはん用にオニギリにしておく。

続きを読む