摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

ラニカイ・カイヴァリッジ・トレイル・・・・・2017年11月3日

オアフ島旅行5日目。今日から5日間は、公営のワイマナロ・ベイ・

ビーチキャンプ場で宿泊する。マエラカハナ・ビーチ・キャンプ場から

55番バスと57番バスに乗り継いで来た。指定場所にテントを張る。

キャンプ場とはいえ浜辺の林の中、海水浴客と共用のトイレとシャワ

ーがあるだけ、管理人が常駐している訳でもない。荷物を残すには、

多少不安に感じるが、まだ13時30分だ。近くヘハイキングに行こう。

57番バスでラニカイ方面に戻り、運河を渡った所で下車する。少し

迷ったけど、カイルア・ビーチパークに辿り着き、南側のラニカイを

目指して歩いて行く。前方の丘陵が目的地。この時点で14時半。

坂道を登るとラニカイのモニュメント。下って行くとY字路があり、

右の道に入る。この道には1時間に1本70番バスも走っている。

往きはともかく、帰りはバスの時刻を調べておくべきと後で反省。

しばらく歩いて右の道に入る。このトレイルは観光客にも、とても

人気があり、普通の観光ガイドブックに載っている。この辺りまで

来ればハイカーの姿があると思っていたが、意外に見掛けない。

右にゴルフ場を見乍ら登って行くと、ネットで道路が封鎖されて

いる。ハイカーの車の進入を防ぐ為のようだ。周囲には、駐車や

駐輪へ警告看板がある。ハイカーの多さに苦慮されているよう。

ネットの横には、「PILL BOX」その下にはハイキングコースと

日本語で書かれている看板があった。矢印の方向ではなく、写

真の奥へと歩いて行く。ちょうどハイカーが二人降りて来られた。

他所では見ないような私製看板。「汚さないで!」は分かるけど、

「このハイクでは、多くの犬が熱中症で死んでいる。」というのは、

どうなんだろう。それほど長いコースではないので、本当かな?。

少し登ると稜線に出て視界が広がる。双子のモクルア・アイランズ

低い丘だけど日光を遮る物がなくて、とても暑い。海から強風が

吹き上がってくるけれど、陽射しの方が勝っている。ほんの僅か

な登りでも、汗が吹きだし足が重たい。犬も熱中症になるかも。

最初のピルボックス(トーチカの遺構)に到着。時刻を見ると

入口から20分も掛ってない。だが暑くてフラフラになってる。

ルボックスの上が絶好の展望台。キレイとしか言いようのな

い海の色。左側の島は、「ひょっこりひょうたん島」に似ている。

ルボックスはもう一つある。あそこまでは登ってみよう。

振り返ると先のピルボックスの上で、お姉さん2人がずっと

話し込んでる。結局、我々が下る時もまだいた。凄くキツイ

陽射しだけど暑くないのかな。若いから大丈夫なのかな?。

二つ目のピルボックスは二階建て。庇がちょうど良い日陰

を作っている。涼しくて気づいたら、30分以上休んでいた。

ほんの少し高いだけだが、先のピルボックスより展望が良い。

カイト・サーフィンをやってる人達がいて、飽きずに眺めていた。

実は出発直前まで、旅行を止めようか悩んでいた。物価は高く、

キャンプするには不安が多い。オアフ島に良い印象も無かった。

安さに吊られて買った航空券は、二人で往復44000円だった。

キャンセルした方が良いか真剣に考えてたが、来れば来たで、

どうにかなるもんだ。ホテル代は別だが、食料品は妥当な値段。

この日までは長い日程にしたことを、悔やんでいたが、ようやく

吹っ切れた。まあ楽しもう。もう16時近いが、次々とハイカーが

登って来られる。日没は18時前、そろそろ下らないといけない。

トレイルはまだ続いている。もしも歩くなら早朝か曇りの日じゃ

ないと、本当に熱中症になりそうだ。低い丘陵だけど侮れない。

南側の小ピークから住宅街に下る道が見えている。そこまで

は縦走できそう。その先、海まで下ると私有地で公道は無い。

カイルアの大きなスーパーで買い物していたら、暗くなってし

まった。小さなスーパーの方が効率が良い。キャンプ場に戻

ったのは19時30分。真っ暗な中にテントがあってホッとする。

このハイキングは、「Hawaii Take Take Tour」さんのブログ

(2012/09/30)の記事を参考にしました。有難うございます。

縦走コースについては「not so good hikers」さんの動画です。