1月は摩耶山に1度しか行かなかった。それも下り中心の歩行だったが、
その夜には、激しい痛みを伴って、足が攣るという体たらく。それからは、
山に向かう気も起きなかった。一か月も歩かないと明らかに太って来た。
これでは駄目だと思い、今日はリハビリ山行。と言いつつ麓から登る気は
起きずロープウェイで掬星台へ。風弱く高曇りで、薄日の差す穏やかな日。
木曜の夜に雨が降った。山上は雪だったようで、金曜の朝は山が白かった。
アゴニー坂の下りでは、その雪が残っていた。まだ柔らかく凍ってはいない。
アゴニー坂から、木の袋尾根への踏跡。入口付近の笹が刈られている。
尾根筋を少し登ると、踏跡は南へトラバースして行くが、強引に直進する。
比高差20m程で尾根筋に出る。稜線上の良く踏まれた道を東進する。
ミヤコ笹の尾根道。ドライブウェイの近くとは思えないほどの静けさだ。
尾根を直進すれば、杣谷峠の頂部に達するが、北に尾根を乗り替えると、
高圧鉄塔脇の小ピークに達する。ここから穂高湖を一望する事が出来る。
鉄塔から急な巡視路を杣谷峠に下り。ドライブウェイを北に歩いて行く。
自然の家を過ぎて、道路わきの柵が切れる所で、西の小ピークに登る。
自然の家のオリエンテーションコース北端。六甲山牧場が近くに見える。
西側の谷底へ下り右岸に渡る。今は廃道となったシェール槍コース。
道跡は細くなったが、ロープが諸所に張られていて、迷いようはない。
谷底から直上すれば、展望岩がある。穂高湖も少しは凍ってるみたい。
道はいったん北上するが、ピークに達した所で、南西に方向転換する。
4つ目の道標が、シェール槍手前にあった。左手に見えるのが頂上だ。
珍しく誰もいない狭いシェール槍頂上。ならば此処で一休みしようか。
韓国旅行の土産というか残り物。チョコパイ2個とコーヒーの行動食。
頂上からは西側へ向かう。新穂高が近くに見える小ピークまで来た。
此処までは、踏跡があるが途切れる。此処から先には見当たらない。
いつもは西側へ下るのだが、今日は気分を変えて南側へ下ってみた。
すると、穂高湖周遊路の入口近くに下った。そのまま掬星台へ戻ろう。
のんびりドライブウェイを歩いて掬星台へ戻る。雲は多くなったが、
風がないので寒くはない。掬星台へは、あと1.4km。淡々と歩く。
下りもやっぱりロープウェイとケーブルカー。中間駅から三宮方面。
まだまだ麓から登る元気はない。しばらくは怠惰な山行が続きそう。
今日のBGM