摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

新彊烤肉(シシカバブ)・・・・・・中国・深圳

深圳一の繁華街である東門歩行街。スーパーで買物がしたくて

探し回るがなかなか見つからない。立派なファッションビルの地階に

大型スーパーがあった。安い高粱酒を2本買って、後は土産の下見。

11時でスーパーは閉まって、非常階段から地上に出た。此処は何処?。

とりあえず目立つマクドナルド前に戻り、位置を確かめる。元旦のせいか、

もの凄い人出だった東門歩行街も、上の写真のように、少し空いてきた。

公安が9人乗り電気カートで、パトロールしている。路上の物売り達が、

商品を畳んで逃げて行く。一昔前の香港の廟街で、良く見かけた風景だ。

ホテルに向かって歩いていると、そこら中に、大きな串が捨ててある。

いったい何の串だろうと、探してみると此のお店。店の前には串の山。

中国の繁華街では、新彊自治区の出稼ぎ青年のシシカバブの焼売りが、

よく見られるのだが、ここは持ち帰りとはいっても、ちゃんとした店舗だ。

店の前で青い服のおじさんが、食券を売っている。かなりの繁盛ぶり。

50センチほどもある串ばかり大きくて、肉はそれほどではなかった。

この串がチラシ代わりになって、大ヒットというところか。2串10元。

スパイシーな味は、まずまず美味しい。スーパーで買った高粱酒は、

アルコール度数が50度もあるのに1本10元。イチゴは閉店間際で、

2パックで7元というお値段。うーん、深圳は、中々面白い街だった。

(2012年1月1日 1RMB=13円)