摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

丹桂軒(飲茶)・・・・・・中国・深圳

元旦に関空から北京経由で深圳までで一泊し、2日には香港に出境する。

朝食には、ぜひ飲茶でと思い、老街にあるホテルから地下鉄2駅分歩いて、

羅湖口岸へ向かう。途中いくつもの大型ホテルがあるので、飲茶が食べれ

るかと思いきや、何処のレストランも開いてない。繁華街なので、住んでる

人が少ないのか。路地に入って探せばありそうだが、それほど時間もない。

羅湖口岸前までやって来た。このまま香港へとも思ったが、お腹も空いたし

羅湖商業城内にある有名飲茶店に行ってみることに。早朝なので物販店は

全てシャッターが閉まっていた。エレベーターで五楼へ上がると灯りが見えた。

広東を中心に何店舗もある有名店だそう。早朝なので空いている。もっとも

場所柄、地元の人が通う店ではなく、香港からの買い物客の御用達だそうな。

伝票から安い物を選んでチェックしてたら重複してたみたい。ウェイトレスが、

「これは止めろ」とか「こっちにしたら」とか言ってくれる。愛想は無いけど・・・。

豆漿酪鮮炸油條 14元 甘い豆乳に油條を浸して食べる。パリッと揚った油條。

脆皮蘿蔔腸粉 17元 油條を腸粉で巻いたもの。中に大根が入っているのかな。

大芥菜鹹猪骨粥 19元 ウェイトレスお勧め、からし菜の御粥。初めて食べた。

此のお粥にも、油條が付いていた。いずれも上品なお味で、中々美味しかった。

食事の後は香港に向かう。中国の出境と香港の入境の2度の検査を受ける。

内地人・香港人・外国人とブースが別れているが、人の流れに押されてしまい、

大行列の内地人向けのフロアに入り込んでしまった。係員にパスポートを見せ、

外国人用ブースまで案内してもらった。謝々。出境すると香港地下鉄・羅湖駅。

前回の旅行で買ったオクトパス(交通カード)で、そのまま改札を通り乗車する。

混んでたので立ったまま、1時間ほどで紅磡駅に到着。深圳は大都会だったが、

香港に来ると、何となく垢抜けた雰囲気を感じて、ホッとするなあ。と思う田舎者。

(2012年1月2日 1RMB=13円)