摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

老姑壇からヨナチョン待避所(智異山)・・・・・2011年9月27日

順天から始発バスに乗って、求礼のバスターミナルへ。少し早かった。

姓三峙(バス停名は老姑壇)へは、8時20分の発車。1時間以上も、

時間を持て余した。近くのスーパーで「コムタン」のカップ麺を買って、

待合室の給湯器でお湯を入れ食べた。登山口らしくバス停内外には、

登山用具を売るお店が幾つかあり、ガスボンベやコンロも売っている。

バスは、霧に包まれた求礼の町を出発。車内は登山客で、六割程の乗車。

姓三峙(ソンサムジェ)に向けて登っていく。途中、停車し華厳寺の拝観料を、

払わされる1600W也。後は、九十九な道をグイグイ高度を上げ雲の上へ。

(姓三峙着=午前9時)

姓三峙は、洒落たコーヒースタンドやレストラン。本格的な登山用具店等。

ずいぶん垢抜けた所だった。最盛期には、どれだけ人がやって来るのか。

驚いたのは、バスを下車した人のほとんどが、コーヒーを飲んでたことだ。

紙コップのコーヒーが一杯3000W以上。他の飲食物の物価と比すと・・?

老姑壇待避所までは、車道が付いている。売店の値段も他の小屋よりは安い。

待避所から10分も登ると、老姑壇山頂部への峠に出る。監視小屋があって、

老姑壇山頂部の入場は、今の時期は10時から16時までに制限されている。

そのおかげで、美しい草原が保たれている。とても気持ちの良いところだ。

谷間の朝霧も消え去って、求礼の町が良く見える。

あんまり気持ち良いので、遊歩道を2周してしまう。

(老姑壇発=午前11時)

峠まで戻り西に向かう。縦走路は樹林帯の中を、緩やかに上下して行く。

これが、随分と退屈な道だった。歩きやすい良い道だが、変化もなくて、

展望もない樹林の道が延々と続く。眠たくなりボーとしながら歩いてた。

正午。峠状の草原で展望もある。小休止。空には刷毛で掃いたような薄い雲。

今日、歩いて来た稜線を振り返る。この後も単調な道が続いて、写真もない。

樹林の中に、木製階段が現れる。どんどん下るとヨナチョン待避所。午後4時半。

ようやく到着したヨナチョン待避所。受付は午後6時からで、まだ入室できない。