8月29日の土曜日。長峰山の山頂で1時間ばかり休憩していた。
4時を過ぎると、湧き上がって来た暗雲に包まれ、真っ暗になった。
手早く片付けて、掬星台に向かう。歩き始めて10分程で大粒の雨。
そのため、カメラをザックに仕舞い込んだので、写真はないのだが、
久しく経験したことが無いような土砂降りの雨になった。雨具は無い。
奥摩耶ドライブウェイの路面も、まるで滑滝のような状態になっていた。
ずぶ濡れで、掬星台に到着。とりあえず大屋根の休憩舎で一息つく。
ズボンは繊維のミクロ単位まで、水が浸み込んだような状態だった。
ハチノス谷の水量が少ないと不平を言ったせいではないと思うが・・。
雨が少し、小降りになったところで、東側の展望台の東屋に移動する。
今日の夕ごはんは、小エビのアヒージョ(スペイン語でニンニク風味)。
小エビとニンニクを、たっぷりのオリーブオイルで炒める簡単な料理。
エビを食べるというより、風味付けしたオリーブオイルを味わうようだ。
冷凍の小エビ、ニンニク、鷹の爪、オリーブオイル。
バゲットは大阪・中津のtres tres bon (トレ トレ ボン)
写真は上品に小エビを乗せてみたが、実際はオリーブオイルをどっぷり
と漬けて、バゲットをいただく。エビとニンニクの味が良くついていて美味。
少し足らないので、残ったオリーブオイルで、アンチョビのパスタを作る。
神戸市内上空には、雨雲がないのに、掬星台は降り止まない。
誤ってフラッシュをたいたら、雨粒に反射して光って写っている。
この風雨と雷で、ロープウェイは2時間運休していたそうだが、
ちょうど、食事を食べ終えたところで運転再開し無事下山した。