摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

シキモリ道から横池に、睡蓮の花を見に行く

火曜日に家族の予定が空いた。天気も良いようだし何処かに行こう。

一晩考えたが体調と気分のせいで、行きたい所が決められない。なら

交通費が掛からない方が良い。そうだ横池の睡蓮が花を咲かせる頃。

歩いた事のない道をという訳で、高座の滝からシキモリ道を選んだ。

地獄谷に下ると堰堤の上が、日曜の雨のせいでポンドになっていた。

上流から右岸の踏跡を斜上して堰堤の上に出る。これで良いのかな。

堰堤の上に凹地があり、残置ロープがあった。シキモリ道に出た

と思ってロープ沿いに登る。ロープが終わった後も直上して行くと、

シダ藪が濃くなって地面も柔らかい。最初から道に迷ってしまった。

先を行く家族はハムが選んだコースだから、こんなもんだろうと思っ

ていたと云う。下って登り直すのは面倒だから、そのまま登って行く。

すぐに良く踏まれたシキモリ道に出る。最初にもう少し南側に回り

込む必要があったよう。でも一般道で道に迷うってどうなんだろう。

小平地に私製ベンチが設けてあった。西宮浜から南港方面の景色

ある。山中の人工物は、好ましく思わない方だが、此処は良い感じだ。

最初の急登が終わると、道は照葉樹の林の中を緩やかに上って行く。

ロックガーデンを巡る道の中では、落ち着いた雰囲気で好ましい。平

日の今日も中央尾根からは、ハイカーの賑やかな声が聞こえてくる。

路傍の岩に乗ると、A懸が近い。B懸尾根それに万物相も見える。

魚屋道に飛び出すが、思っていたより南側。地図を確かめたりはして

いないが、もう少し上に出ると思っていた。道標も目印になる物も無い

ので、次に来ても通り過ぎてしまいそう。備忘の為に写真を貼っておく。

金鳥山への分岐までも少々歩いた。此処と蛙岩との中間地点ぐらい

に出たのかな。魚屋道に出た途端、ひっきりなしにハイカーと出会う。

芦屋市内のお店は、火曜が休みが多い。それも影響してるのかな。

人の多い風吹岩は素通りして、少し北で横池南側の尾根道に入る。

この道沿いには幾つか展望岩があるが、今日は真直ぐ横池に向う。

雄池に下ってみると、数こそ少ないが、睡蓮が花を咲かせていた。

単に、蓮(ハス)と呼んでも良いかと思っていたら、睡蓮だという。

蓮は茎が水上まで延び、その上に花が咲くらしい。葉の形も違う。

茎が見えないせいか、植物というより芸術作品のように見えている。

家族が「レンコンとれるかな。」っていうが、睡蓮にはならないらしい。

池の対岸に大きなイノシシがいた。離れているので我々に気づいて

いない。いや分かってはいるけど、人慣れしてて気にしてないのかも。

水を飲みに来たのかと思ったけど、何か水辺の物を食べているのかな。

我々の足元には無数のオタマジャクシ。まさかイノシシはオタマジャクシ

を捕食しようしてたのかな。そんな事を考えてると、藪の向こうに消えた。

雄池の西岸に回ると、此方も水蓮が多く、幾つも花を咲かせている。

写真の右端にツボミがある。他にも開きそうなツボミがあったが、蓮の花

が開くときに、パカッって音がするというのは本当かな。そんな気もする。

雌池に寄ってみるが睡蓮は少なく、花も咲いてない。水質もやけに悪い。

だが池畔に平たい大岩があり休憩に良さそうなので、昼食する事にした。

目の前では亀の親子が、のんびり遊泳している。食事を終えた後もしば

らく泳ぐのを見ていたが、あっちへ行ったり、こっちへ来たり。子亀は親の

後ろについて泳いでいるが、時々前に回って何か話す様な素振りもする。

シオカラトンボの雄(中央下)と、雌(右上)。水色は雄で、雌は色が違い

ムギワラトンボとも言うそう。それにしてもシオカラトンボを見るのは何年

ぶりだろう。今日は予定外に、色んな動物を見ることが出来て楽しかった。

この後、七兵衛山に寄って帰るが、「過ぎたるは及ばざるが如し」とか、

「及ばぬは過ぎたるに勝れり」という、格言を思い出させるパラダイス

阪急岡本駅に下り、そのまま家まで歩くと30,334歩と、変に多い?。