この日は午前中に、クリオウオウ・トレイルを歩いたのだけど、
公設トレイルだからか、樹林の歩道で日差しを遮れたからか、
時間も余力も残っていた。そこでもう一本歩いてみようと思う。
２２番バスに乗車して、ハナウマ湾入口のバス停で下車する。
ココヘッド・レイルロード・トレイルも、このバス停が起点となる。
此処のビーチは有料で７．５ドルもするが、沢山の人が訪れる。
バス停からは、ココヘッドを正面に見て、カラニアネオレ・ハイ
ウェイを東へ歩いて行く。左側は射撃場。進んで行くと側道が
狭くて、側溝の中を歩く部分もある。車はかなりのスピードだ。
１５分ほど歩くと、ブログで拝見した看板が見えてきた。反対
側に「SCENIC POINT」と書かれている。思ったより近かった。
一見、何もなさそうなのだが、山側の谷間に降りて行くと・・・。
人が通れる洞窟があって、反対側つまり海岸まで歩いて行ける。
参考にさせて頂いたブログでは、溶岩洞と書かれているが、人が
通れる大きさなのは、山側の雨水を抜く為の人工的なものかも？。
海岸から洞窟の出口を見る。ここから崖沿いに東へ進んで行く。
潮の干満によって様子は違うだろう。その点は何も調べて来な
かったので、行き詰るかもしれない。その時は戻らざるえない。
潮で洗われた岩盤の節理が見事。カラニアネオレ・ハイウェイ
をバスで通っても、崖下にこんな景色があるとは思いもよらない。
不思議な事に、崖下に幅広く平坦な部分があって歩いて行ける。
何カ所か湾になっていて、打ち寄せる波が逆巻いて凄い迫力。
歩いていると数か所で、磯釣りをしている人達がいた。そういう
場所には、道路から降りて来る道があったり、ロープがあったり。
海沿いの崖下をハイキングするなんて、初めての体験。緊張し
つつも、なかなか楽しい。陽射しはキツイが海風が気持ち良い。
ちょうど３０分歩いた所で、とうとう行き止りになってしまった。
引き潮の時にも行けそうにない。ここで上に登るしかなさそう。
道路まで上がると、行く手を阻んだ岬の上には、地蔵尊がある。
Google地図に、「Japanese Fishing Shrine」と記されている場所。
岬の先端まで行くと、眼下にはハロナ・ビーチ。対岸に潮吹き穴
の駐車場が見えた。何の設備も無い浜だが、とても楽しそうだ。
岬の上からは急傾斜ながらも、岩が階段状なので下って行ける。
参考にさせて頂いたブログの写真と比べると、今は満ち潮のよう。
この湾の奥にも、同じ様に人が通れる洞窟が山側に抜けていた。
日光浴する人達の間を通り、ハロナ・ブローホール（Halona Blowhole）
の駐車場に上る。此処にも２２番のバス停があるが、本数が少ない。
そこで２３番バスの停留所まで歩こうとしたが、ちょうどケアラホウ・
ストリートの交差点で、２２番バスに乗車でき、シーライフパークで
５７番のバスに乗り替え、ワイマナロに帰った。充実した１日だった。
このハイクは、「椰子とプルメリアとハイビスカス」さんのブログ
（2016/01/24）を参考とさせて頂きました。有難うございました。
