摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

宮崎県の旅4日目 大崩山荘から丹助小屋へ・・・2017年5月12日

この日は登山もせず、移動だけした。記事にする必要もないが、

日記としては一日飛んでしまうので、記録しておこう。大崩山に

一般道からもう一度登る予定だったが、体力は全く残ってない。

2泊お世話になった大崩山荘。裏には水場と、少し離れた所に

トイレがある。延岡山の会が管理されて、宿泊は一人300円の

寄付を募っておられる。募金箱に2泊分1200円を入れておく。

掃除を済ませて下山にかかろう。この小屋はラジオも入りにくく

ネットも圏外だったので、天気予報も知らない。6時頃に登って

来た人が、今日は午後から悪くなると言っていたがどうなのか。

小屋の前から大崩山の岩峰群に名残を惜しむ。見えているの

は小積ダキだろうか、袖ダキだろうか、一度では同定できない。

次回があれば、湧塚コースを登りたい。でも今日はもう無理だ。

大崩山荘を7時半の出発して、8時には登山口の林道に出た。

ここから舗装された車道を、1時間歩いて祝子川温泉に到着。

10時からの営業時間に合わせて下ってきたつもりだが、少し

早すぎた。開館まで駐車場脇の東屋で待っていた。疲れてい

るので、ただボーっとベンチに座っていることも、けっこう幸せ。

路傍や田の畦に、草花が沢山咲いている。中でもアザミが綺麗。

ゆっくり10時から2時間入浴させて頂いたが、他に客はいない。

単純泉で特徴のないお湯は、温泉としては魅力に欠けるのかも。

外に出ると小雨が降りだした。また1時間待って13時15分

バスに乗る。レーヨン前で下車した時は土砂降り。マックスバリ

ューで食料を買い、延岡バスセンターまでは急いで歩いて行く。

何とか15時ちょうどの旧道経由・高千穂行きのバスに間に合う。

16時15分日之影温泉駅到着。旧の高千穂鉄道の駅を再生した

施設で、列車ホテルや温泉があり、売店も充実して魅力的だった。

温泉駅の事務所で丹助小屋の情報を聞いて、タクシーで向かう。

土砂降りの雨の中、標高700mの小屋まで2500円は安いかも。

降りしなに優しそうな運転手さんが、「二人で大丈夫ですか?」と。

その時は何も気にしなかったが、「何か出るんですか?」と聞いて

おけば良かった。夕食は家族の希望で、米国産のポンドステーキ。

ラジオを聞くと今夜半までは、毎時50mm程度の雨が降るという。