この日は登山もせず、移動だけした。記事にする必要もないが、
日記としては一日飛んでしまうので、記録しておこう。大崩山に
一般道からもう一度登る予定だったが、体力は全く残ってない。
2泊お世話になった大崩山荘。裏には水場と、少し離れた所に
トイレがある。延岡山の会が管理されて、宿泊は一人300円の
寄付を募っておられる。募金箱に2泊分1200円を入れておく。
掃除を済ませて下山にかかろう。この小屋はラジオも入りにくく
ネットも圏外だったので、天気予報も知らない。6時頃に登って
来た人が、今日は午後から悪くなると言っていたがどうなのか。
小屋の前から大崩山の岩峰群に名残を惜しむ。見えているの
は小積ダキだろうか、袖ダキだろうか、一度では同定できない。
次回があれば、湧塚コースを登りたい。でも今日はもう無理だ。
大崩山荘を7時半の出発して、8時には登山口の林道に出た。
ここから舗装された車道を、1時間歩いて祝子川温泉に到着。
10時からの営業時間に合わせて下ってきたつもりだが、少し
早すぎた。開館まで駐車場脇の東屋で待っていた。疲れてい
るので、ただボーっとベンチに座っていることも、けっこう幸せ。
路傍や田の畦に、草花が沢山咲いている。中でもアザミが綺麗。
ゆっくり10時から2時間入浴させて頂いたが、他に客はいない。
単純泉で特徴のないお湯は、温泉としては魅力に欠けるのかも。
外に出ると小雨が降りだした。また1時間待って13時15分の
バスに乗る。レーヨン前で下車した時は土砂降り。マックスバリ
ューで食料を買い、延岡バスセンターまでは急いで歩いて行く。
何とか15時ちょうどの旧道経由・高千穂行きのバスに間に合う。
施設で、列車ホテルや温泉があり、売店も充実して魅力的だった。
温泉駅の事務所で丹助小屋の情報を聞いて、タクシーで向かう。
土砂降りの雨の中、標高700mの小屋まで2500円は安いかも。
降りしなに優しそうな運転手さんが、「二人で大丈夫ですか?」と。
その時は何も気にしなかったが、「何か出るんですか?」と聞いて
おけば良かった。夕食は家族の希望で、米国産のポンドステーキ。
ラジオを聞くと今夜半までは、毎時50mm程度の雨が降るという。