９月２０日の天気予報は悪かった。それで日程的にきつくなると、
昨日、帰神の便を差額４５００円支払い、土曜から日曜日に変更
した。これは後に無駄になったが、気分的には大分余裕ができた。
移動といっても同じ上富良野町内。バスで僅か１時間の距離。
ゆっくり朝食を摂って、午前８時ごろには陽も差してきたので、
テントやフライを乾かした。十勝岳線バスは駅を１２時４９分発。
本当は、８時５２分発のバスに乗って、今日の内に富良野岳に
登ろうという計画だったが、あえて悪天候の中を登る気はない。
元より登山口に１０時着で、明るい内に下れる自信も無かった。
早めに上富良野駅へ行く。途中でパラパラと小雨が降りだした。
駅員さんは「今は中国人様様です。でなければ此の路線はなく
なっていたかも」と。確かにのろっこ号は、中国人で満員だった。
駅のトイレの貼り紙。便器に座らないでとあるが、別に彼らは、
便器に座ろうとしてる訳でない。扉に背を向けてしゃがむ事に
恐怖感を感じるだけ。扉に背を向けるのは世界でも稀な習慣。
バスの発車する頃には本降りになってきた。連休なので満員
にならないかと、心配していたが、我々の外は２・３名の乗車。
吹上温泉に到着しても、雨が強かったので、入浴してやり過ごす。
男湯は混んでなかったが、女湯は激混みだったと家族は不満気。
午後４時頃、雨が止んだので、テントを張って夕食の準備をする。
