11月29日の昼ごはんは、猩々池畔の東屋で頂こう。とはいえ午後4時過ぎ。
もう夕暮れまで1時間ほど。さすがに猩々池の周囲にも人影は見当たらない。
つい5日前の24日には、盛りだった池の南側の紅葉は、最早散ってしまった。
今日の昼ごはんは、山用のフライパンに、バゲットを敷いて作ったキッシュ。
材料は生ハム・ウィンナー・ブロッコリーと卵。家族は茶碗蒸しより簡単と言う。
安いスペインワインと一緒にいただこう。バゲットはRIKIの180円のもの。
底にもバゲットを敷いてあるのだが、卵と一緒になって歯応えは全く無い。
食事をしていると、バタバタと子供連れのハイカーが、下ってこられた。
日が暮れるのを恐れ、急いでおられる。二本松林道へ進まれたが・・・。
今年の猩々池畔の紅葉は色づきが良い。例年はもっとくすんだ色調である。
食事が終われば、もう大師道を下ろう。暗くなるが、道は良いし街灯もある。
24日に見た深紅の紅葉は、ほぼ落葉した。大師道は紅い絨毯を敷いたよう。
この写真を撮っていると、ビーナスブリッジへの道を聞かれた。少し難しいかな。
下る内にドンドン暗くなってくる。道沿いにポツンポツンとある街灯も点灯した。
灯篭茶屋を過ぎ、一番左岸よりの道を進むと、ドライブウェイへ上る分岐がある。
このまま大師道を下っても暗いだけだ。それならビーナスブリッジへ回ってみよう。
緩やかな道を登って、再度ドライブウェイに出たら、また緩やかな山道を下ると、
ビーナスブリッジの展望台に到着。神戸の街は、すっかり夕闇に包まれていた。