摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

大師道から防火道支線を登り 神戸東線一六鉄塔へ

台風19号が近づく10月12日の日曜日。天気予報は一日中曇り。

だが朝から天気は、それほど悪くない。何処へ行こうかと思うが・・。

なぜか、香港食館のモーニング飲茶が食べたくなった。という訳で、

今日のハイキングのスタート地点は、神戸市中央区の下山手辺り。

県の官庁街を抜けると相楽園。直進すると諏訪山に突き当たる。

登山前の飲茶の朝食は、香港でよくやっていた。なんだか楽しい。

大師道へ向かうので、諏訪山公園には入らず諏訪神社の参道へ。

正面から入るのは初めてかも。入口には精悍なキツネの狛犬が?。

この諏訪神社は、参拝者の多くが華僑の方という。赤い文字で名が

書かれた提灯や、「答謝神恩」「恵我華僑」等と書かれた扁額がある。

諏訪神社の裏手から登ると、山手女子高のグラウンドの上に出る。

西神戸を一望できる。天気は徐々に良くなって来た。気温も上がる。

やや暗い大師道。今日はやけに歩いている人が多い。台風接近で、

三連休だが遠出を止めた人が多いせいか。時間的なものだろうか。

再度山第4橋手前で、左手の尾根筋に入る。取付はかなり急だが、

かつての防火道となっているので、藪漕ぎはせずに登って行ける。

主稜線(平野谷東尾根)の防火道の支線と思われる。現在は主稜線

同様、整備されていない様子。急な所は、木の根を頼りに登って行く。

緩・急斜面が何度も繰り返す。歩き易いとは言えないが悪くはない。

この尾根は椎の木が多い。道の上には、椎の実の殻が散乱している。

誰が食べた跡だろうか。どうもイノシシではないように思う。鳥だろうか。

神戸東線一五鉄塔を過ぎると、主稜線(平野谷西尾根)と合流する。

我々は、道標に「行き止まり」と書かれている方から、登って来た訳。

神戸東線一六鉄塔からは、学校林道や摩耶山頂まで良く見える。

今日は此処を最高点として、昼ごはんにしよう。鉄塔下に座り込む。

もうお分かりだろうが、今日の目的は椎の実の採取。小さい頃には、

ドングリは食べれないが、椎の実は食べれると言われていた。だが、

食べた記憶は、ほとんど無い。炒ると香ばしいと言うがどうだろう?。