摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

旌善(ヂョンソン)の五日市(オイルジャン)

白雲山から下山し、カスリ午後4時発のバスで、旌善にやってきた。

観光案内所の前で下車し、加里王山のバスの時刻等を教えて貰う。

今日は27日なので、5日おき(2と7がつく日)に開かれる市の日だ。

山登りが主目的だけど、出来れば五日市の雰囲気も味わいたい。

もう夕方の5時近いので、人出は大分少なくなっているのだろうが、

アーケードの中は、まだ沢山の観光客が買い物や食事をしておる。

商店街の四差路でピンデトッを焼いておられた。これが美味しそうだ。

周囲の食堂でも焼いているのだが、此方は買いやすいせいか次々に

売れていて、出来立てが食べれる。コンビニでマッコルリを買って来た。

「一枚2000Wだけど、3枚なら5000Wだよ」商売上手なアジュマに

乗せられて3枚買う。他にも白菜とニラの素朴なジョンや、クレープに

キムチを巻いたような物も焼いておられた。そちらも食べてみたかった。

マッコルリを飲み終えて、また市場に戻ると、もうすっかり仕舞支度。

美味しそうに湯気を上げていた、カムジャトッ(じゃが芋餅)を明日の

山用の食糧に買う。一回りしたが、その他は我々が買える物はない。

手前のの傘の開いた松茸が、100,000Wもする。(約一万円以上)

蔓人参は、100,000W。その上のキノコは、140,000Wもする。

街中で宿を探すが、どうも思ったより少ない。観光地だが日帰りの人が、

多いのだろう。2・3軒あたってみるが、一文もまけないぞといった感じで、

5万Wと言われる。ソウルなら絶対泊まらない寂れたモーテルが4万W。

とうとう町外れの旌善駅までやってきた。休日だけ走るソウルから直行の

観光列車に乗り込む人達で、駅は大賑わいだった。なるほど宿も高い訳。

まして五日市と週末が重なってるので、宿は強気なはず。ちょっと困った。


今日のBGM This is Arirang

旌善といえばアリラン。旌善アリランではないかもしれないが、吹奏楽

flash mobって珍しい。そんなことより今夜の宿はどうしようか。困ったな。