9月29日は、朝から雨が降っていた。朝5時半から雨が上がるのを
待っていたが、一向に回復しそうにない。もう諦めてソウルに帰ろう。
平日は一日2往復しかない旌善線。午前10時45分発の切符を買う。
この日、列車を待っていたのは数人の男性と、我々二人だけだった。
山岳路線だけに、力強いディーゼル機関車に引かれて時刻通りに到着。
小さい画面では解り難いが、機関士が大きな輪っかの通票を持っている。
一枚目の写真には、白い通票架けも写っている。とても懐かしい風景だ。
堤川とアウラジ間の標識。なぜか中国の内モンゴルの列車の様に思える。
堤川では清涼里駅行きに乗り替える。20分程の待ち時間があったので、
駅前のコンビニで焼酎を買って、観光案内所で市内の登山地図を貰った。
旌善線の機関車にくらべると、ちょっと軟弱かも。でも釜山からの列車。
この電車にはスナックカーが連結され、弁当やビールを置く売店もある。
一人用のカラオケBOXが3室も、清涼里まで歌い続けた人がいるよう。