午前5時頃物音に覚める。昨夜遅く一組キャンパーが来たようだ。
降雨の気配も無く、寒くも無かったので、フライを張らずに済んだ。
テントと、シュラフカバーだけ。夕食はスーパーで安い弁当を買った。
このテントを張るのも久しぶり、REIの通信販売で20数年前に購入。
US70ドル位だが、前後がメッシュになっていて、夏場は使い易い。
沖合に朝日が上る。感覚的には北側に思えるが、どうしてなんだろ。
昨日は一日高曇りだったが。今日も雨の心配はしなくて良さそうだ。
蚊が多いので、早々に出発しよう。自転車にまたがるとお尻が痛い。
来島三橋大橋への歩行者自転車用の通路。気持ち良く走れる所だ。
同じ道を帰るだけで、新鮮味はないが、早朝の空いた道が心地好い。
もちろん橋を渡るのが目的だが、各橋上への登り下りの専用通路が
楽しく走れるのが予想外。登りもかなり緩やかな傾斜になっている。
渡った大島では、昨日と同じ道を走りたくない。外周コースに向かう。
大島の西側の海岸沿いに走っていく。ひなびた田舎道をゆっくりと。
ただ北側に抜ける峠の上りが急だった。一番軽いギアで登りきった。
大島の北側は石の産地らしくて、いくつもの石材の加工場が続いた。
伯方・大島大橋が見えてきた。写真は逆光だが、陽射しがきつく暑い。
伯方・大島大橋から、昨日泊まる予定だった身近島キャンプ場を
見下ろす。10張りほどテントがあるが、バイクの人が多いようだ。
写真を撮るのを忘れてしまったが、大三島の多々羅温泉で入浴した。
入浴料は310円。割引後で280円という安さ。浴室の天井が高くて
気持ち良い。入浴後は和室の休憩所で、W杯を見物し2時間過ごす。
後は汗をかかないように、ゆっくりと走って瀬戸田に戻るだけだ。
今日も行き交う自転車は数多い。本格的なレーサーもママチャリも。
旅行社主催のウォーキングツアーの人達も沢山。しまなみ海道が
出来て10年以上たつが、観光資源として十二分に活用されている。
瀬戸田の観光案内所に自転車を返して、シトラス号で尾道に戻る。
旅の最後は、尾道ラーメンで〆たい。駅舎と同じ建物にある櫻屋へ。
駅周辺には尾道ラーメンの店は多いが、どこも最近出来たような店。
また少し歩けば、観光客が行列を作る店もあるが、普通の店で良い。
ラーメン(580円)。駅中で食券を買う店だから、おとなしい味か
と思いきや。重厚で深みのあるお味。生節がゴロンと入っている
のが印象的。美味しい。思わず替え玉(200円)までしてしまった。
久しぶりに朝早く起きた、早朝のBGMは・・。
Prism - Morning Light