4月6日の日曜日。この日は、とても移り変わりの激しい天候だった。
朝のうちは曇り空、10時を過ぎると激しい雨と突風が断続的に続いた。
午後1時過ぎに、日が差してきたので、家を出るがまた雨が降ってきた。
いったん家に戻って、今日の山ごはんは、家で食べようと話していたら、
また晴れてきた。かなり遅くなったので、城山にでも登り、花見をしよう。
遠回りだが、生田川に架かる二宮橋に向かう。桜は少し散り始めていた。
二宮橋辺りから見る方が、花見客が目に入らないので、好きなアングル。
生田川の東岸を歩いていく。さっきまでの雨にも関わらず花見客が多い。
雨のせいで水量多く迫力のある雄滝を越え、猿の架け橋まで登ってきた。
ここから城山に登ろう。雨上りには、新神戸駅裏からの道よりは良かろう。
少し上って、雄滝の落ち口の上辺りから。歩いてきた生田川公園が見える。
頭上をハーブ園のロープウェイが通る。ゴンドラからも花見が出来そうだ。
主稜線まで登ると、道は緩やかだが、ツバキの密生する暗い森となる。
今は晴れているが、またもや雨が降ってこないとは限らない。用心して、
平削地にある東屋で昼食にする。ハイカーも通らず静かな日曜の午後。
山桜の向こうに再度山が見える。葉は芽吹いているが花はこれからだ。
港見晴台跡から下り、振り返ったところ。城山の此の尾根には桜が多い。
南に下る道は急傾斜。山桜の向うにビル群が見えるなんて神戸ならでは。
異人館街の西側に向かって下る。振り返ると舟形の電飾の所に桜の大木。
下り着いた北野町では、こちらのお屋敷の庭木を、拝見するのが楽しみ。
境内の桜がキレイだったので、北野天満神社の階段を20年ぶりに登る。
風見鶏の館も、神戸市民にはありふれた風景だが、桜があればそれなり。
神社では結婚式が行われていた。外国人観光客も多い。平和で幸せな光景。