2月11日は祝日だが、昨日のスキー行の筋肉痛が取れてない。
だが、午後からは晴れるとの予報では、家にじっともしてられない。
12時前に家を出て、ケーブル中間駅までの半日コースを考える。
王子公園から摩耶山を望む。2月1日水平道から上野道に出たが、
参考にした「鉄塔巡り」の09-08-19(水)では、水平道の消失点から、
下降して神戸高校裏に下山しておられる。逆コースを行ってみよう。
神戸高校の裏手に回る。この付近は清浄な感じなんだけど・・。
山道に入ると、不法耕作や廃材利用のパラダイスと不快な場所。
およそ、国立公園内とは思えない汚さだ。息を止めて通り過ぎる。
青谷東谷第3尾根の取付きを過ぎ、堰堤上の河原に小屋がある所。
最初は、右俣に入ってみたが、谷はすぐに細いルンゼ状になった。
更に登ると、右手に笹の尾根が見えたので、どうも違うと引き返す。
小屋から左俣に入り直すと、階段状の滝が現れる。通過は問題ない。
滝の奥には小さな堰堤。左岸(上流から見て左)の踏跡で乗り越す。
続いて小堰堤が現れるが、ここも踏跡を拾って左岸を乗り越した。
やがて、ルンゼ状の小滝やミニゴルジェが現れるが、傾斜は緩い。
次の堰堤は両岸ともに急斜面で、厄介な所。右岸の岩場を登り越えた。
古いトラロープがあるが、岩はしっかりしていて、頼らずとも良いだろう。
むしろロープを引くことにより、上部から落石を誘発しそうで注意が必要。
次に現れた二俣では、中間尾根の踏跡に誘導され、左俣に入って行く。
また堰堤が現れた。この谷の堰堤は何れも小規模、高巻きの苦労は無い。
堰堤の乗り越しに、見覚えのある「火の用心」標識。上野道へ出る巡視路。
一見すると分かり難にくいが、巡視路が上野道まで、九十九に登って行く。
今日は堰堤上から、右岸の斜面を登って水平道に出る。巡視路より良い道。
それにしても、この水平道は何の為に作られたのだろうか、岩場を削って、
道幅を確保している所を見ると、昔は牛や荷車の通行もできたように思う。
スマホを見ながらとはいかないが、道は良く、概ね快適な通行ができる。
「火の用心」標識のある、青谷東第三尾根の合流点。水平道を更に西に進む。
青谷東第三尾根の道が、水平道から尾根に移る展望地。紅茶1杯の小休止。
水平道はまだ西へ進み上下二分する。前回は上段の道を、歩いて来たが、
今日は、コメント欄から教えて頂いた、下段の道を歩いてみる。入るとすぐ、
トラロープの箇所が現れるが、ロープも古く支点も頼りなく、触らずに通過。
谷に突き当たる。涸れてはいるが滝がある。上段の道は、この滝の上に出る。
対岸は崩れてはいるが、水平道の形は残している。上段の道よりは歩き易い。
やや道幅が狭まる部分があるが、通行には、それほど問題はないだろう。
ただ、足元は30米程下の谷底まで切れている。雨天時には注意が必要。
ほどなく、青谷東第2尾根にでる。下部は暗く印象の悪い道だが、この辺り
からは、比較的明るい樹林帯で悪くない。合流点から西へ青谷東尾根への、
踏跡を探すが無さそう。此処からは登ったことのある道。のんびりと歩ける。
(この記事中、右岸左岸は上流から見たもの。)
※ブログ「鉄塔巡り」の09-08-19(水)を、参考にして歩きました。多謝です。