摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

第5回bigfoot普及委員会・・・・・・(@ヨゴコーゲン・ヤップ)

2月10日は、バスツアーで、余呉高原ヤップスキー場へ行った。

新大阪駅発、リフト券込みで5000円。さて、安いのか高いのか。

米原インターを過ぎても、平地に雪はない。伊吹山も三合目辺りは、

黒い地肌が見えている。伊吹山スキー場が閉鎖したのも仕方ない。

伊吹山の山頂からは、山スキーで3度、ビックフットで1度滑降した。

バスは木之元インターから国道365号線に入り、福井県境手前に

あるスキー場に到着した。このスキー場は開業して20年ほどだが、

標高も低く、小さいゲレンデなので、今まで全く行く気がしなかった。

リフト券込み往復5000円という値段に魅かれたのと、出発直前の

予約だったので他に選択の余地無く、足慣らしにならと申し込んだ。

到着は午前10時半。用意を済ませて11時。まずはボードで滑ろう。

旧式のペアリフト。クワッドリフトに慣れると、乗車前の減速も無くて、

慣れなくて怖い。天候は時雨模様だ、吹雪いたり時折陽も差したり。

昨年は2回しか滑らなかった。家族も最初は、かなりぎこちない姿勢。

それでも何本か滑ると、緩斜面ならば、何とか楽しめるようになった。

先週末に降った新雪のせいで、標高の割には雪質は良く助けられた。

午後2時まではボードを楽しんだ。クッキー4枚の小休止を挟んで、

ビッグフットに履き替える。ハムは山スキー用のコフラック。家族は

ハードボード用ブーツで、ハードボードと兼用できる。ストックは使う。

ビッグフットに履き替えて2本試走した後は、マッターホルンコースへ。

このスキー場唯一の上級コースとやらだが、斜度はそれほどでもない。

家族は迷わず、コース西端の新雪が残るラインに、突っ込んで行った。

次は東の端を滑る。アイスバーンの上に、30cm程の新雪が乗っている。

短いゆえに、新雪の苦手なビッグフットだが、後傾すれば何とかなる状態。

山スキーの練習の為、始めたゲレンデスキー。僅かな新雪も見逃せない。

スノーボードとビッグフットの共通点は、その不安定さだ。それゆえに、

長いスキーならば直滑降だけで終わってしまうような、短いコースでも

楽しめる。それにしても、年々、体力・技術が衰えているのを実感する。

昨年8月の段ヶ峰・倉谷での滑落事故以来、右肩が痛む家族だが、

アーバスの集合時間30分前まで、滑走を楽しんでくれホッとした。

これで5000円なら安かったかな。片道3時間と短いのも良かった。