今は、ロープウェイが運休中なので、掬星台になかなか足が向かない。
長い距離は歩かずに、手頃な所ばかりで、済ましているのを反省する。
原点に戻って、黒岩尾根を歩こうと思う。新神戸から貯水池へ向かう。
何だかハイカーが少なくて、外国人観光客が目立つ。気温は温かい。
貯水池は、やや水が少なくなっている、風も無くて水面も穏やかだ。
天狗道分岐から、黒岩尾根を望む。冬のことで見るべきものも無い。
黒岩尾根の取り付き。静かで歩きやすい道だが、展望はほとんどない。
どうにも足が重く。家族には置いて行かれるし、ハイカーにも抜かれた。
神戸市役所の標柱を過ぎた所で、藪を分けて、道脇の展望岩で大休止。
狭い岩場だが、二人なら座って休憩できる。これから進む尾根が見える。
何度見ても、此処からの景色は不思議。まだ道は北に向かうというのに、
目指す摩耶山頂は、背後にというか、南東方向の谷を挟んだ向こうにある。
唯一展望の広がる、ザレ場辺りから。淡路島が靄の上に浮いている。
黒岩尾根を登り切った後は、掬星台には行かず、三角点を越えて下る。
杉の木に囲まれて、訪れる人も少ない不遇の三角点。来るのは2年ぶり。
それだけ来てないと、やはり変化はある。笹原だった所が刈られている。
旧天上寺跡もキレイに草刈されて、新しい遺跡の説明版が設置されていた。
地蔵前と虹の駅前に、案内板が新設された。地図は詳しく良く出来てるが、
外国人も多く訪れるのに、日本語のみの表記なのは、とても残念なところ。