6月に入ってから雨が降っていない。沢に入りたい季節だが、水量が少ないだろう。
比良の沢へでも行ってみようか、とも思ったが、交通費を考えると止めざる得ない。
何処へ行くか決めかねたまま、今日も又、ケーブル・ロープウェイで掬星台に上る。
三枚岩周辺で歩いていない支尾根があるのを思い出して、水道管理歩道を下る。
水道管理歩道から三枚岩を見る。一番最初の時、鉄塔に登りそうになって途中で、
下った支尾根がある。三枚岩の最も西寄りの部分だが、最後まで歩いてみようか。
水道管理歩道は、シェール道と徳川道の分岐に下る。シェール道へ進んで行って、
生田川を渡渉する所で、道を外れ上流に向かう。小堰堤に下ってくる尾根を登る。
小笹の繁った幅広の尾根で、たぶん以前は、もう少し西側から登ったのだろう。
何となく、踏み跡が有るような無いような。猪の道にしては直線的に登って行く。
結局予想通りだが、最後まで岩場は現れないまま、鉄塔に登りついてしまった。
これで終わりにしてしまうのでは、つまらないので、巡視路を下って登り直そう。
もう一度、先ほどの小堰堤を越し、新穂高側から下って来る2番目の沢まで進む。
テイカカヅラの花びらだろうか、沢水を埋めている。今一つ、気分も乗らないまま。
小堰堤から2番目の沢が、正に三枚岩の扇の要。少し登れば二俣になり、左俣は
1ルンゼ・2ルンゼへ進み。右俣は3ルンゼへと進む。今日は右側の尾根を登ろう。
フワフワした下草が生えている。藪はそれほど煩くないが、忘れ物に気が付いた。
しばらく登れば岩場も出てくる。忘れたのは皮手袋だ。松の落ち葉が手に刺さる。
岩場も多くなるが、全般には藪に岩が積み重なっているという感じ。傾斜は緩い。
三枚岩らしい階段状の岩場。簡単に登る。ずっとこんなにスッキリしてれば良い
のに。松の木が行く手を遮り煩わしい。松の落ち葉が手に刺さり痛くて仕方ない。
最後の部分は松の木を避け、西側の岩の多い部分を登って行く。黒岩尾根を望む。
まだ岩場が続きそうだったが、松の木の向こうが一般道。山ツツジが咲いている。
一般道を展望岩場まで登って来たが、日陰が無いので、食事は山頂で摂ることに。
目的がないまま登ったので足が重い。まあ、三枚岩の様子を確かめたという事で。
Cream / Be Alright