先月、アンテナのあるピークに登った時、東山尾根の頭が伐採されて
いるのが遠望できた。今日はそこへ言ってみようと思い中尾町へ来た。
此処からでも、最上部の鉄塔付近が、伐採されているのが遠望できる。
東山尾根は住宅街から、すぐ尾根に取り付けるのが、良いところと思う。
すっかり木々の葉が落ちて、冬の様子になった。相変わらず掬星台に、
登る気がしない。どんどん脚力が退化しているように思う。体が重たい。
今日は午前中曇りだったが、午後からは晴れとなった。春霞のような感じ。
東山尾根は南向きなので、冬でも陽光に溢れている。登っていると汗ばむ。
登山道は東山尾根の頭にある鉄塔下を巻き、学校林道分岐へ進むので、
高圧鉄塔とその上にある砲台跡は、普通に道を歩いていると素通りする。
西側にアンテナのあるピークが見えている。低いけれど独立峰の様相だ。
斜面を登りきると、登山道はピークを巻いて行く。火の用心の標識から、
東側へ登る巡視路がある。ここに入るのは、たぶん今日で2度目だろう。
前回は樹林に遮られ、展望はなかったが、伐採されて南側が開けている。
北側も伐採されたので、三本鉄塔が見えている。鉄塔下は平坦な草地で、
休憩するにも良いだろう。今日は此処で、昼ごはんを食べることにしよう。
東側の本当の東山尾根の頭には、戦時中の砲台跡があり、暗い森のまま。
下山は元の登山道に戻って、東側にある神仙寺通りに下る一般道に入る。
この道は尾根上を通らず、最初は東側の斜面を、後半は西側斜面に入り
谷へ下って行く。一箇所だけ西側が抜けた所があり、東山尾根が見える。
歩く人が少ないせいか、一年中落葉が積もって、急傾斜の道は滑りやすい。
中段で道が東側斜面から西側へ乗り越す所で、尾根を直進する踏跡があり、
ついフラフラと引き込まれてしまった。なにせ昼食時に焼酎を1本飲んでいる。
最初は緩やかだった尾根も、下るにつれ傾斜が増す。酔っ払いには急すぎる。
踏跡はハッキリしているが、相当急なので潅木に掴まりながら下って行く。
最後は堰堤脇の一般道に下りついた。取り付きにロープが設置されている。
下りついた所から、数十メートルで神仙寺通りに飛び出す。道なりに下れば、