摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

小さな秋を見つけて初秋の黒岩尾根を登る。

10月14日の日曜日。朝の内は良く晴れていた。何処に行こうか。

藪道にはまだ蜘蛛の巣が張っているだろうし、いつもの黒岩尾根に。

布引貯水池脇のツタが、かなり色づいてきた。今日も人出が多い。

天狗道の取りつき辺りから黒岩尾根を望む。照葉樹が多く緑濃い。

地蔵谷出合の河原でアケビを見つける。写真のは、もう中身が無い。

実のある物を探して藪に入ると古い道標があった。随分と昔のものだ。

市が原の上流の堰堤が無かった頃、生田川沿いに道があったんだろう。

黒岩尾根を登って行くが、季節の変化は感じない。神戸市の境界標柱の

やや下方にある展望岩で小休止。それでも座っていると、寒くなってきた。

午後になって曇ってきた。段々暗くなっだが、今日も雨具は持っていない。

黒岩尾根のザレ場にある小さな木。黒岩尾根で毎年一番早く紅葉する木だ。

掬星台では桜の木が黄葉しはじめていた。なんとか天気は持ったようだ。

1時間ばかりかけ昼食を摂る。全山縦走の練習に来てる人達が多かった。