摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

二十渉から黄蓮谷を経て石楠花山へ登る

今日は10月8日だが、体育の日なんだそう。何で10日でないのかな。

とにかく祝日だ。天気は良いので、去年は10日に行った所へ又行こう。

空は秋晴れ。爽やかに晴れ渡っている。新神戸から二十渉を登って行く。

布引堰堤下のモミジが紅葉しはじめている。寒からず暑からず湿度も低い。

分水嶺越への分岐手前、河原の笹が泥をかぶっている。先々週の台風かな。

森林植物園への分岐手前、道が補修されているのだが、歩道の脇は石を

並べて固めてある。両脇には水路を配し、登山道らしからぬ風雅な造りだ。

さらに進み黄蓮谷の入口。この道は一度歩いたように思うが定かでない。

谷といっても、谷筋を歩くのは最初だけで、すぐに植林帯の尾根となる。

西六甲ドライブウェイを乗り越して、さらに植林帯の尾根筋を登って行くと、

背の高い笹が密生してくる。石楠花山の山頂が笹原だった名残だろうか。

石楠花山の山頂は、背の高い松の木に囲まれている。立派な展望台があり、

垂水方面の海が望めるが、視界は広くない。今日は此処で、昼ごはんにする。

昼ごはんの後は東側へ、林道を下っていくが、途中、天狗岩に寄って行こう。

天狗岩の視界は240度はある。写真は東側だが、西側には淡路島が見える。

林道を西六甲ドライブウェイまで下り、さらに獺池へ向う。10月から営業の

「森バス」20分間隔で掬星台と森林植物園を結ぶらしい。確かに頻繁に見る。

今日の平均乗客数は2・3名かな。一方で無料レンタル自転車の終了が残念。

獺池は思ったより大きいが、水は汚い。今日は小さな子供連れのハイカーが多い。

マムシ谷を下ってからのシェール道が思ったより、長くてかったるい。暑いし。

徳川道に出会ったところから、水道管理歩道に入り掬星台に向う。振り返ると、

植林帯に覆われた石楠花山。昔は名の通り石楠花の木が多かったのだろうか。