摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

二十渉から水道管理歩道をへて掬星台へ

9月22日秋分の日は、朝から秋らしい爽やかな天気だった。

久しぶりに長い距離を歩きたいと思い、新神戸から二十渉を

歩いて行き桜谷出合からは、新穂高に登ろうと思っていた。

なのにグズグズしていて、家を出たのは午後1時近くなってから・・。

まあ、行ける所まで行ってみよう。祝日のせいか、やたら人が多い。

二十渉堰堤に近づくと、最近始まった堰堤工事の架線が交錯する。

手前に歩行者を探知して、音声で注意を促す機器が設置されている。

補強工事のため、大きなパイプや土嚢が設置され賑やかな二十渉堰堤。

堰堤下にサギがいた。近寄っても無関心。その内フワリと堰堤上に飛ぶ。

二十渉堰堤の乗越しで一般道は閉鎖されて、さらに大きく高巻く様に、

仮設の通路が設置されていた。上り・下り専用がある幅広い仮設通路。

写真は後ろを振り返ったもの。最初右側通行だったものが、上り・下りの

指定札が入れ替わって左側通行になってる。なんでだろうか、歩き難い。

さらに八州嶺堰堤でも補強工事が行われていて、迂回路が設置されている。

すでに4時を過ぎている。お腹も空いたので、桜谷出合で昼ごはんにしよう。

1時間かけて食事したので、終えると午後5時を過ぎ、薄暗くなってきた。

新穂高へ登るのは止めて掬星台に急ごう。やっぱりライトは持っていない。

徳川道とシェール道との分岐で、右手からの踏跡(水道管理歩道)に入る。

夕暮れが近いので、尾根筋の方が明るくてよい。道もハッキリしているのだが、

今日は誰も通らなかったようで、蜘蛛の巣が多くて閉口する。掃いながら登る。

まだ明るい内に奥摩耶ドライブウェイに出た。蜘蛛の巣を掃っていた小枝に、

蜘蛛自身が沢山絡まっている。夏ならば、すぐに逃げ出し全く残らないのに

秋になって動きが鈍くなっているのだろう。天上寺前の駐車場の車が多い。

夜景待ちの観光客も、何時になく多い。涼しくなったからか、祝日だからか。

暗くなる一瞬前にロープウェイに二名だけで乗車。曇ってて大阪は見えない。

上りケーブルカーも満員。せっかくなら澄んだ夜景を見ていただきたいが、

天候ばかりは仕方がない。このところ週末はスッキリしない空模様が続く。