摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

雨の上野道・・・・・・(登ったのは初めてだろうか?)

今日は、朝から小雨が降っていた。家にいても気鬱なので昼過ぎに出る。

傘をさして歩ける所を考えて、上野道を思いついた。登りは初めてかも。

下りには、利用した事があったと思うが、暗い道で好きになれなかった。

神戸高校グラウンド脇の道を登っていく。ケーブル駅への近道でもある。

アスファルト舗道なんだが、高校側から木の根が張り出し、凸凹してる。

家族が何度も、つまづいてコケている。小橋を渡って、上野道へむかう。

上野道の入口。ああ、だから登りには使いたくないんだ。と思い出す。

暗い谷道。雑多な人工物が、道の周囲に散らばり、不気味な雰囲気。

写真の看板には、上野道は尾根道で展望が良いとあるが、誇大広告。

木橋がかかるB展望広場。本当は必要ないけど、なんとなく楽しい。

五鬼城展望公園として、整備された展望広場。展望があるのは此処と、

中腹で道が、尾根を乗り越える一箇所だけのはず。全体には暗い道。

登山道というよりは、天上寺への、参詣道という雰囲気が強くて嫌だ。

木橋を渡った所で、右手の尾根に、細い階段道が上がっている。

ここから上野道の本道は、東斜面の暗い樹林の中を伸びている。

どうせなら、尾根通しに歩きたいと思い、笹の中の階段道へ進む。

この道も、公園の一部として整備されていたようで、展望デッキがある。

出来た当時は、好展望地だったのだろうが、今は周囲の樹木が伸びて、

展望台とは、呼びにくい状況となっている。小雨だが止みそうにもない。

明るい雰囲気の尾根道もここまで。少し下って、上野道と合流する。

上野道が東斜面から西斜面に乗り越す部分は、送電線があるので、

関電により伐採されてて、展望がある。だがすぐに暗い樹林に戻る。

風化した花崗岩が、溝状に掘れた道。上野道は、このまま西斜面を

天上寺に向うが、写真の所、左手の尾根上にも、道があったはず。

尾根道といっても、樹林の中で展望はない。途中、小さな高圧鉄塔

が1本あるので、巡視路なのか。やがて上野道からケーブル駅へと、

分岐した広い道と合流。廃屋の脇を過ぎると、ケーブル駅は近い。

雨も降り止まず、今日もここまでにしよう。ケーブルで下る。