今日は、阪急六甲の歯医者さんの診察日。治療が終わると12時過ぎている。
今まで、下ったことしかない関電巡視路で、長峰山に登ろうか。この巡視路は、
日柳川沿いの林道に入口がある。海星病院裏の道は遠回りだし、日も当らず、
廃屋があったりと寂しい道で好きではない。邸宅の並ぶ伯母野山町から行こう。
趣向を凝らした邸宅の並ぶ伯母野山町への坂道は、太陽の光をたっぷり浴びている。
まさに、神戸の「陽のあたる坂道」だ。突き当たりを右へ行けば長峰山への一般道だが、
少し手前で、左の藪に入る。斜上して行けば、数十メートルで日柳川沿いの林道に出る。
林道を少し登って、右手に巡視路の入口がある。最初の鉄塔までは、少し荒れた道だ。
西側には、摩耶山が海に雪崩落ちるような風景。ケーブル中間駅も良く見えている。
この巡視路上には、三基の高圧鉄塔があり、その周囲だけ展望が開けている。
笹薮が現れると、主稜線も近い。一般道に出てみると、予想以上に風が強い。
山頂の天狗塚に行っても、寒いだけかな。一気にテンションが下がり一般道を、
下ることにする。少し下れば、南側に開けた伐採地がある。そこで昼食にしよう。
伐採地の藪の中、少し南側に下れば、風も避けられ、日光も溢れている。
西側の三宮方面の眺め。笹薮の中で、ホットウイスキーを飲み、ゆっくり休む。
下っていくと、谷では堰堤工事が行われていた。リフトで土砂を運び出してる。
この工事のため、新しく道が付けられていた。人工的ではあるが従来の片斜面の
道よりは、はるかに歩きやすい良い道となっている。酔ってるので、ゆっくり下る。
伯母野山町まで下って来た。西側の天望尾根や油コブシの尾根が、西日に輝いていた。
阪急六甲駅の100円ショップで買い物して、八幡神社へ下る頃には、真っ暗だった。