摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

冒険の里 シェール槍コース

梅雨入りした6月の第一日曜日。予報では晴れのち曇りだったが、

朝から曇り空で、テンションも下がり気味。こんな日は何処へ行こう。

登りをケーブル・ロープウェイで端折って、やって来たのはシェール槍。

今日の山行のスタートは、このシェール槍の山頂からだ。

いつも人が多い所だが、誰もいなかった。しばし小休止する。ここから

六甲山牧場に向けて、道があったように記憶しているのだが、どうだろう。

山頂から、北東に向けて細いながらも、しっかりした道が続いている。

よく踏まれており、藪をはらう事もなく進む。紅ドウダンが咲いている。

しっかりした道のはずだ、「シェール槍コース」と書かれた道標がある。

現在は管理されてないうようだが、以前はハイキングコースだったよう。

大きな松があるピークに登りついた。昨日見た樹林のピークだろうか。

北側には六甲山牧場がほど近く、賑やかな声が、間近く聞こえてくる。

ここで少々迷う。登って来たのが南側とすると、北側、東側、南東側に

小尾根があり踏跡があるように思う。北側から順番に歩いてみると、

結局、このハイキングコースは折り返すように、南東へ向かっていた。

このブログを読んでる人にご注意。ハムは地図も磁石も持っていない。

海があるほうが南かな、という感じで書いている。つまり、いい加減。

参考にはしないで欲しい。しばらく下ると、二つ目の案内板が出てきた。

わりと大きな展望岩場があり、穂高湖が見渡せる。この辺りで気付くが、

どうも六甲山牧場へ向かうのではなく、穂高湖の東側に向かっているよう。

展望岩場の下には、紅ドウダンが群生していた。

道は谷に向かって、急激に下っていく。

谷に下りつくと、対岸の崖に奇妙なものがぶら下がっている。

最初はつり橋が落ちたのかと思ったが、丸木で間隔も広すぎる。

上部は、崖崩れが起きていて、現在は使用されていないようだ。

足元の沢にも変なものがある。木橋かと思うが対岸に道はない。

なんとシーソー型の橋というか遊具のようだ。現在は中央の支点が

腐ってきていて、極めて不安定な状態だ。周囲には苔むした岩が多く、

とても子供が、安全に川遊びできるようなところではないんだが。

本日、三つ目の道標。このまま沢を下ると、穂高湖周遊路に出るが、

出口はフェンスで通行できないようにしてあった。仕方なく沢を渡り、

東側の斜面を登り返す。この辺りは、神戸市立自然の家が設定した、

フィールドアスレチックのコースのようだ。番号のついた遊具がある。

ロープの張られた急斜面を登りきると、六甲山牧場の建物が沢を挟んで、

近くに見えるピークに出た。反対側には、足元にドライブウェイが見える。

急な滑滝と言っていいような岩盤に、ロープが張ってあるところを下ると、

小さな沢に丸木橋が架けてある。両側に張られたロープを持てば大丈夫?

と思いきや。子供用に腰より低い位置に、ロープがあるので結構怖かった。

木橋の上で左手に、奥摩耶ドライブウェイに抜ける踏跡があったが、

この先にも何があるのかと、気になって、コースにしたがって下っていく。

よく揺れるロープを編んだ吊り橋があり、対岸には自然の家のキャンプ場。

穂高湖へ抜けようとするが、フェンスが張り巡らされており、出られない。

沢沿いに抜けると、こんな所。結局、穂高湖の周りをウロウロしただけか。