22日の日曜日は朝から雨だった。午後になって雨が上がったので、
三宮に買い物に出る。LL.Beenで靴を見るが結局買わずに終わった。
少し日も差してきたので、三宮の裏山に登ろうと北へ歩いていく。
北野町西公園へは、いつもなら北野の異人館街から来るのだが、
トアロード側から来たら、細い階段道を通り、とても分かりにくかった。
公園の奥、谷を少し入った右手から、堂徳山へ登る道が伸びている。
昨年暮れに大規模な間伐が行われ、併せて堂徳山三角点からの
北野町西公園までの道が整備された。ただ道標などはないので、
通る人は少なく、尾根の下部では、落葉が積もり、猪が掘り返しし、
道の形状が不分明になっているところもある。上部はよい道となる。
堂徳山の三角点は笹薮の中、周囲に展望はない。
(一つ目のお願い)
三角点から少し下ったところにある公設道標(ち37−9)。
「行き止まり」と表示されているのが、北野町西公園への道である。
せっかく登山道が整備されたのだから、この道標も直して欲しい。
このまま通る人が少ないと、数年で元の藪道に戻ってしまいそうだ。
(二つ目のお願い)
上の道標から、すぐ左手の台地には、テーブルとベンチがあって、
長い間、ハイカーに休憩場所を提供してきたが、今は朽ちたままだ。
ぜひ復元してほしいと思う。
(三つ目のお願い)
二本松林道の終点。神戸港がよく見えたので、展望案内板が
あり、縁台型のベンチもあったのだが、やはり朽ちてしまった。
昭文社の地図は、この付近には、城山展望公園との記載がある。
神戸市が公園として整備した所だと思うが、ここも復元してほしい。
以前は、神戸港が良く見えたのだが、周囲の木々が良く茂り、
今は、それほどの眺めでもないが、船の出入りは良く見える。
天神谷東尾根を少し下ったところ、震災後は笹薮が密生して、
通行も難渋した部分だが、今は定期的に刈られているようだ。
天神谷東尾根の道は、途中で東西に分かれる。今日は西側へ、
下る途中一箇所だけ、三宮方面の眺めが、良いところがある。
北野道を西にとって、新神戸に着いた頃には薄暗くなっていた。