摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

長峰山西尾根(仮称)・・・・・・(桜サンデー)

今日は、晴れの予報。少し早めに家を出て、六甲回りで行こう。

「六甲登山口」の交差点。近くには同名の市バスの停留所もある。

面白い地名だが、ここから歩いて、六甲山に登るのは少々大変だ。

自動車で登る場合の、入口といった意味での命名だと思う(たぶん)。

六甲登山口から西に向かう。バス通りも桜の並木がキレイなんだが、

一本北側の篠原北町の道が、ハムのお気に入り。静かだしお屋敷の

庭木がキレイなところだ。桜の花の向こうには、摩耶山頂の電波塔が。

特に此処の桜を、毎年楽しみにしている。道路を挟んで両側の邸宅の

庭から伸びた桜の枝が、「桜の架け橋」という様な景色を作っている。

長峰中学校上の桜もキレイだ。この桜は伸び伸び枝を広げている。

長峰堰堤にいたる途中、対岸の桜も、なかなかキレイに咲いている。

堰堤上の白い桜は、五分咲きぐらい。去年より一週間は遅いかな。

金曜日の雨で、杣谷の水量はは多い。

長峰山西尾根(仮称)の末端。この上でダム下を左手に渡渉し、

そのまま、東の谷沿いに回りこみ、大岩の裾を巻いて北へ上る。

浅い谷状の地形へ至ると、頭上にツバキが、きれいに咲いている。

前回は、強引に稜線まで直上したが、不本意な登り方だった。

今回は、シダ藪の上で、スイッチバックして行く薄い踏跡を辿る。

尾根の末端から、大きな岩が沢山ある斜面まで、しばらく藪が濃い。

この上からは、踏跡がかなりハッキリするので、今日のルート以外に、

登りやすい方法があるのかもしれない。浮石も多いので注意が必要。

尾根上に出れば、長峰山頂が望まれ、左手に六甲線十三の鉄塔が見える。

ここからは、おおむね人一人が通れる、踏跡というか道が鉄塔まで続く。

六甲線十三の鉄塔から、西側には摩耶山頂方向を望むことができる。

南側には、ハチノス谷西尾根の六甲線十二の鉄塔から、大阪湾を望む。

六甲線十三の鉄塔は、くの字に型の長峰山西尾根の屈曲点に位置する。

そのため長峰山の懐に抱かれたような場所である。今日はコブシの花が

咲いてるくらいだが、もう少し経つと、桜やツツジが咲いて、賑やかな所だ。