今日も、家を出たのは11時半。おおよそ山登りに行く時間ではない。
でも、朝は起きれないし、起きれば季節はずれの寒さで、動きが鈍い。
というわけで、家から最も早く摩耶山頂に至る道。青谷東尾根に行く。
青谷東尾根は、急峻で登りがいがあり、植生の変化も多様で悪くない。
だが、取り付きから笹藪帯を抜けるまでの、埃っぽい雰囲気は嫌いだ。
笹薮帯を抜けた後の落葉樹林へ、ショートカットできる道は無いのか。
そんな道を求めて、二度目の挑戦。
青谷道をしばらく登ると、亀乃瀧堰堤に至る。この辺りから登ったら、
落葉樹林へ直接登ることが出来るだろうと、前回は堰堤の少し上流、
泥の詰まった浅い谷を登った。落葉樹林帯に至ったが道は無かった。
そこで、今回は亀乃瀧堰堤のすぐ脇から、東側の尾根に取り付いた。
最初こそ、山仕事のピンクテープや切り開きがあったのだが、
すぐに道を失い、イノシシが作った獣道をジグザグに登って行く。
急斜面を何とか登り、稜線に出ると尾根には、砂礫の道があった。
何処から上って来る道か、少し下ってみた。突き当たりは切通し。
その手前で、亀乃瀧堰堤方向に折り返している。堰堤の上からか、
それとも堰堤下からか、そこまでは確かめなかった。次回の課題。
元に戻り少し登ると、家庭用のテレビアンテナがある台地に至る。
プラトーを北に進むと、笹藪帯の下で、青谷東尾根の道と合する。
下部の高圧鉄塔からは、東側、大阪湾方面の眺めが良い。
上部の高圧鉄塔からは、西側、学校林道鞍部に、
菊水山が頭を出している、お気に入りの眺めだ。
さらに登り上野道に近づくと、摩耶大杉が良く見える所もある。