昨日、藪道をさんざん歩いて、少々疲れ気味。
雷声寺から登ろうかと思って、家を出たが、
荒れた東山尾根を見上げて、気が変わった。
中尾町にある、東山尾根の取り付きは、
写真奥のコンクリートの壁の左手から。
すぐに、関電巡視路の標識が現れる。
すんなりと、住宅街から山の世界に
切り替わる感じが、なかなか好いな。
冬枯れた尾根は、とても展望が良い。
西側に小ピークが見える。テレビアンテナが
山頂にあり、東西に急な道が通じている。
その向こうは、城山の尾根筋だろうか。
さらに登ると、砂漠化した斜面となる。
関電の高圧線が、尾根のすぐ上を通り、定期的に
伐採される上、真南に面すので乾燥しきっている。
この荒れた尾根筋は、麓からもはっきりと見える。
東山尾根の頭には、砲台跡と思われる遺跡がある。
掩蔽壕はおろか、退避壕としても、粗末なものだ。
上に樹木が根付き、アンコールワットみたいだな。
旧まや道を歩いて、行者堂にある畑まで行くと、
梅が咲いていた。洞川の梅林も咲いてるのだろうか。
行者尾根から、摩耶大杉が良く見える。
先週登った、老婆谷西稜。