東山尾根尾根は、生田川公園あたりから眺めても、砂礫化した道がはっきりとわかる。
それどころか、年々その道が太くなっているような気がする。
学校林道を下り「もとまや道」の出会いから、雷声寺へ下るのが一般コースだが、
そのまま南に進み、公設の道標にしたがって東山尾根に入る。
この尾根に沿って、高圧送電線が引かれているため、樹木が人の身長ほどの高さで定期的に刈られている。
そこへもって、南向きの急斜面で、冬でも太陽の日差しが容赦ない。
その為この尾根道は、カラカラに乾燥した砂礫の道となってしまった。
夏に歩くと、ここは火星の表面だろうかと思うほど光があふれている。摩耶山ではほかにない雰囲気の尾根だ。