4月16日は第三土曜日。リュックサックマーケットの開催日。
自ずから最終目的地は掬星台となるが、何処から登ろうか。
散々考えたあげく、先週に登った岩屋尾根をまた登ろうと
決める。一週間たってツツジも見頃になったろうと考えた。
アプローチは雷声寺からにしよう。モミジの新緑が見事。
旧まや道の取り付きでは、モチツツジが咲いてる。好きな
花ではないが、新緑と合わせてみると、それなりの季節感。
アオダモの泡立つような白い花が満開。この付近では東山
尾根で目立つ木だが、年々、増殖しているような気がする。
学校林道の合流点辺りからは高木の桜が多い。見上げても
下生えの木に隠れて花は見えない。花が散って初めて気づく。
爽やかな快晴。3月は雨で中止のリュックサックマーケット。
先が思いやられたが、この天候なら悪い循環は断ち切れた。
行者尾根に咲くツツジを遠望できたので、少々心が揺れる。
だがミツバツツジの密度は、岩屋尾根の方が濃いし、この
時期しか歩く理由もない尾根なので、やっぱり思い直した。
先週と同じ堰堤から取付くが、どうもツツジが咲いていない。
先週に咲いていた株が、花を残しているぐらいで、新たに
開花したり蕾を膨らませている株が一切なく、若葉ばかり。
大龍院からの尾根道と合流し、一登りして山頂が見える
展望地に至る。この株も先週に蕾を膨らませていたもの。
此の先、良い休憩地はないので、甘納豆とお茶で小休止。
展望地から少し登って、ツツジの密生地。だが花はない。
花を咲かせずに、このまま若葉を繁らせて終わるのかな。
天狗道に出ても、同じような状況。ルート選択を誤った。
二年前の同じ所でキレイだったが、葉が出てしまっては、
此の先も期待できない。野生種だから、好不作は当然。
いつも以上に、掬星台への道のりが遠く感じる。疲れた。