摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

白楊山(642m)・・・・・・釜山市・・・2015年12月23日

韓国にも天気予報はある訳だが、どうも勝手が違い良く分からない。

宿のテレビで見た天気予報は、太陽のマークの後ろに黒い雲があり

雨を降らせている。晴れ時々雨なのか、雨のち晴れなんだろうかな。

釜山地下鉄2号線・毛羅駅の近くで朝食を食べ、そのまま歩きだす。

小雨が降っていたが、次第に止んできた。高速道路の高架に沿って

歩いて行けば、目指す白楊山(ペギャンサン)に、突き当たるはずだ。

20分も歩き、白楊トンネル料金所まで来ると、正面に山が見えた。

トンネルで車道は終わる。側道から左に入ると、遊歩道が現れた。

案内板があるが、これは沙上区カルメッギルという遊歩道のもの。

白楊山の頂上は載ってない。まあ高みに向かって歩けば着くはず。

この山は概念図も無いが、市街地の山なので道は沢山あるだろう。

遊歩道は沢沿いに進む。韓国らしく川床には、滑が発達している。

両岸は護岸されているが、岩が積まれているので、違和感がない。

ベンチのある広場に、変わったものを見かける。電話ボックスの中に

本が並んでいる。森の中の図書館と名付けられている。本は整然と

並んでいるので、上手く機能しているんだろう。摩耶山にも欲しいな。

さすがに水は濁っているが、堰堤なんて無粋な物がなくて良い。

それにしても蒸し暑い。気温は15度位あるだろう。ジャケットを

脱ぐと体から湯気が立っている。12月だというのに気温が高い。

中腹にある雲水寺(ウンスサ)に到着した。思いのほか立派なお寺。

天気が良ければ洛東江の眺めが良いだろう。大雄殿からは読経の

声が聞こえる。韓国はキリスト教かと思いがちだが、仏教徒も多い。

お寺の脇から登山道があり、ようやく頂上を示す道標が現れた。

良く整備された登山道を登っていく。釜山市内でありながらも、

美しい自然林が保たれている。新緑や黄葉の頃は綺麗だろう。

主稜線に到着。車道が上って来ており、山火事監視小屋がある。

沙上区と釜山鎮区の境界であり、両区の作った道標が二つ立つ。

車道は南から北へ巻いて行く。此処から直上する道もあるが、

展望を楽しめそうなので車道を歩いて、北側から頂上に登ろう。

南側には厳光山・九徳山。一番と奥に見えるのが乗鶴山かな。

北側には金連山・荒嶺山の連嶺が。遠くには一昨日登った萇山。

東側には、釜田駅、西面の高層ビル群。右奥は蓬莱山だろうか。

車道は更に伸びて行くが、北側に回った所で、山頂への登山道

に取り付く。白く丸い建物は、釜山アイパークというサッカー場だ。

僅かに登れば白楊山頂上。四方が開けた円頂で、360度の展望。

ベンチに座ってテルモスの湯でインスタントコーヒー。それにしても

朝が雨だったせいなのか、ここまで他の登山者には全く出合わない。

11時15分下山に掛る。空港に向かう前に中央洞で昼食を摂り

たいので急いで下る。車道を下るよりも、歩道の方が早いだろう。

最初は道標も無い道だったが、車道が交差すると階段道が現れる。

登山道が終わり、駐車場とトイレのある場所に出る。此の場所は

中腹ともいえる標高だが、宅地開発が進んでおり、住宅街が迫る。

釜山鎮区の作った看板。砂上区側は一切無視だ。道は沢山ある。

駐車場から少し下ると仙岩寺(ソンナムサ)。此方も立派なお寺

だが、時間が無いので素通り。マウルバスのバス停もあったが、

何時来るか分からない。更に下って普通の市内バス停を探そう。

10分も歩くと高層マンション群を抜けて、仙岩寺入口バス停へ。

行き先が分からず迷ったが、西面を経由するバスに乗る。ロッテ

ホテル前で下車して、地下鉄2号線に乗り替えて中央駅に向かう。