摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

都賀谷砂防ダムから、サウスロード下の展望岩場へ

今日は朝の内は、よく晴れていた。木曜に雨が降ったが量は少ない。

先週に続いて、岩場は乾いているが、地面は湿っている状態だろう。

来週ぐらいからは梅雨空だろう。未済案件を一つ消化しておきたい。

ケーブル駅でカメラを忘れたのに気付く。家族のスマホで代用する。

青空は見えているが、空気中の湿気が多そうだ。写真の色味も違う。

掬星台から杣谷峠経由で、山羊戸渡入口まで歩き、少し入った所で、

支尾根を辿って、都賀谷の源流に下って行く。何度通っても歩き難い。

河床に下りついたら、下流へ下っていく。ごく短い間だがナメがある。

白い御影石の滑床で、砂防ダムがなければ、さぞや綺麗だったろう。

5月10日は、さらに100mばかり下流の都賀谷第3砂防ダムから

登ったが目指す岩場を外した。今日は都賀谷砂防ダムから登ろう。

堰堤脇から直上するが、小規模な岩場ばかりで期待外れ。西側

に、少し抜けた感じの尾根が見えたので、険しい沢を渡ってみる。

不安定な岩が露出する細尾根だが、目指す岩場では無さそう。

左右を見回しても、岩場は見えないので、そのまま登っていく。

傾斜が落ちて、笹原が出てきた。このままではサウスロードに

出てしまう。西側は都賀谷源流。東側の尾根に戻ってみよう。

50mばかり東側にトラバースして行く。渡ったその尾根には、

古い切り開きがある。少し下って、岩場がなければ諦めよう。

30mも下ったか、松葉の積もったテラス状があり、その先は、

切れているようだ。都賀谷第3砂防ダムが樹幹越しに見える。

その先端へ恐る恐る行ってみると。1平米もない岩の頂部。

どうやら此処が目的の岩場だったようだ。思ったよりも狭い。

上から見る限りでは、大きな岩場ではない。10mあるかな。

西側に大きな都賀谷第3砂防ダム。この岩場に直上するには、

都賀谷砂防ダムと都賀谷第3砂防ダムとの、中間辺りの斜面

を登ってくるとよいみたいだ。今日は東に寄り過ぎていたのだ。

正面は、山羊戸渡の向こうに天狗塚が屹立している。この景色

が見たかった。写真では表現できてないが、山羊戸渡はまるで

天狗塚の前に戸を立てたようだ。それが名前の由来かもと思う。

狭い岩の頂部で昼食を済ませ、薄い踏跡を辿りサウスロードに

出た。途中の笹原は広く地形は複雑だった。上から下ってきて、

岩場の頂部に達するのは、かなり難しいだろう。20分かかった。

行程は誤ったが、目的の岩場の頂部に達して、まずまずの日。

スマートフォンの、写真撮影に慣れていなくて、手ブレがひどい。