4月19日の日曜日の昼ごはんは、長峰山頂から下って来た
六甲線一三鉄塔下で頂こう。空は暗い雲に覆われているが、
美しいツツジの群落を、見られたので、とても幸せな気分だ。
今日は山用のフライパンに、家で作ったピザを持って来た。
このフライパンの柄を外して、生地を入れオーブンで焼く。
当然、ピッタリのサイズに焼き上がり、2段に重ねてある。
ブロッコリーと鶏のささ身のピザ。中身はほとんど同じ。
1枚目を焼いてから、先に切れ目を入れておいた方が、
食べやすいことに気が付いた。今日はアルコールなし。
温めるだけのつもりが、フライパンでじっくり焼き直すと、
底はカリッと、上はふんわりとなり、美味しく仕上がった。
ゆっくりと昼食を済ませて、さあ、今日は何処を下ろうかな。
一三鉄塔からは3コース考えられるが、どれも藪がうるさい。
面倒くさくなって来たので、一番、道の良い主尾根を下ろう。
すぐにツツジの藪に囲まれるが、概ね終わってしまったよう。
緑の若葉の方が多いが、時折、綺麗に咲いている株もある。
この尾根には薄い踏跡があるが、登りだとハッキリ見えても、
下りとなると道を失いやすい。ときおり道を外しては元に戻る。
まあ、稜線を辿って行けばよいので、気にせずどんどん下る。
東側が抜けて山頂が見える所まで来た。ここが転換点になる。
今まで通り、尾根上を進むと、岩場の上に出て立ち往生する。
少し戻るような感じで、支尾根に乗り替えるのだが分りにくい。
杣谷側の斜面は浮石が多い、常に岩ケ谷側を意識して下る。
古い架線場跡に下って来た。今のダム工事でも架線場として
利用されるのかと思ったが、この一段下に設けられたようだ。
藪を分けると工事現場の上に出た。此処には岩場があった
のだが跡形もなくなっている。谷の入口の小滝も然りである。
とても残念だが、工事が始まる前に、3度遡行したのが救い。
対岸の杣谷道から、下って来た長峰山西尾根の末端を望む。
永峰堰堤の下には、ウンゼンシロバナツツジが咲いていた。