摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

大師道から洞川梅林へ

22日の日曜日も快晴。ふと、洞川梅林へ行ってみようかと思った。

というより香港食館のモーニングが食べたくなったというのが本当。

少し早めに出て下山手まで歩いて行く。美味しい中華粥を頂いた。

その足で諏訪神社に向かう。参道わきの紅梅が満開。境内を抜けて、

大師道に入る。空身の毎朝登山の方々に、どんどん追抜かれていく。

大師道沿いは、まだ冬の装いで見るものも無く、淡々と歩いて行く。

猩々池下の滝が、かなりの水量となっている。こんな姿は初めてだ。

よほど先週の雨量は多かったらしい。猩々池の水が汚いことを忘れ、

登れないかものと、ルートを目で探ってみたり、しばし見惚れていた。

ようやく洞川梅林に到着した。確かに梅は咲いているけど( ̄_ ̄|||)。

全体を見渡せば、とても梅林とは呼べない貧弱さ。木には勢いがない。

開花しているのを予め調べてか、ハイカーの数は、梅の木よりも多い。

この木は1本の枝に、紅白それぞれの花を咲いている。それにしても、

幹に苔むすの古木なのに、か細いし背も低い。よほど地味が悪いのか。

今までは満開なれば、もっとキレイだろうと勝手に思っていたのだが、

どうやら、これが洞川梅林の実力のよう。アプローチが冗長なことを

考えると、ハイキングの目的地としては、魅力ある場所とは言えない。

花見としては、やや消化不良だったので、生田川公園回りで帰る。

コブシや大島サクラが咲き始め、木蓮やベニスモモは満開だった。


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