この日の午後に、東ソウルから利川市へ、市外バスに乗って来た。
とりあえずは、安宿に投宿する。シャワーを浴びてから夕食に出る。
これといって気になる食堂もないまま、利川市場まで来てしまう。
この市場の一角に、粉食(ブンシク)の店が集まる一角があった。
その中で3区画を使って、店舗を展開するのが、サンミブンシク。
店の斜め前の屋台で、ピンデトゥ(緑豆のチヂミ)が3枚5000W.
マッコルリが飲めれば食べたいと口にしたら、アジュマが察して、
ピンデトゥは持って行くから、サンミブンシクの食堂に入れという。
ティギム(天ぷら)とチキンの売り場の間に食堂の入口があった。
中に入ると、生ビールのサーバーもある垢抜けた食堂になってた。
表で小売しているものは、同じ値段で食べられる。酒類も飲める。
表で頼んだことを伝えられず、ちょっと困ったが、しばらくすると、
店の人が運んで来てくれた。ソウルで見かける油で揚げたような
ピンデトゥとは違って、チヂミのようだ。醤油ダレでいただいた。
ブンシクの食堂で、酒が飲める所は、ほとんど無いといってよい。
この食堂のように生ビールまで飲めるのは、とても貴重な存在だ。
帰りには、ロッテリアに寄って、500Wのソフトをデザートにする。
(2014年1月2日 1000W=102円)