摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

長峰山を西から東へ縦断してみる

1月12日の日曜日。今日は長峰山を歩いてみようと護国神社

朝の内は晴れていたのだが、11時頃になると雲が増えてきた。

護国神社のとんど焼きは15日。阪急六甲の八幡神社は14日。

杣谷の摩耶堰堤乗り越しから、ハチノス谷西尾根から派生する

支尾根を正面に見る。上部には六甲線一二鉄塔も見えている。

摩耶堰堤を越え、道が杣谷に近づく所で、河原に下り対岸に渡る。

支尾根の末端に取り付く。登って行けば、一二鉄塔に辿り着く。

岩が露出しているのは、最初のほんの数メートルほどの間だけだ。

後は大きな岩の転がった普通の細尾根になる。藪は薄く歩き易い。

少し登ると岩ケ谷を挟んで、対岸の大きな岩場が見えてくる。

此の尾根にはコウヤボウキが多い。種子の冠毛が風に揺れる。

一二鉄塔の手前で倒木帯があり、摩耶山頂方向の展望が広がる。

六甲線一二鉄塔に到着した。いつもなら此処で休憩するのだが、

空は曇って、風が強くなってきた、寒いので上部の凹地まで行こう。

登って来た尾根が途切れて、北側の尾根へ巡視路が移る場所。

実は岩ケ谷支流の源流部。尾根と谷が交錯する不思議な地形。

巡視路からはずれて、凹地を直進して行く。踏跡らしきもある。

右手にはハチノス谷の源流部が現れる。藪も無く緩やかに登る。

さらに進むと大きな倒木のある場所。ハチノス谷を遡行すると、

此の先の谷は藪が濃くなるので、此処を終了点とする人が多い。

山頂へ向かうなら、左手を登って西尾根の巡視路に出ると近い。

今日は緩やかな斜面を歩いて右手の尾根に上がる。少し下流

最後の二俣からの中間尾根だ。尾根上には、明瞭な踏跡がある。

20メートルも歩けば、ハチノス谷東尾根の巡視路と合流する。

振り返った写真。左下方向が巡視路。右上が登って来た踏跡。

伯母野山からの一般道まで登って来た。今日は此処が最高点。

一般道を下り伐採地の下辺、椎の大木が3本並ぶ所で道を外す。

東側の広い尾根に入る。下って行けば大月大橋辺りへ着くかな。

緩やかで藪も無いので楽に歩けるが、踏跡は全く見当たらない。

樹木が数メートルの高さで、揃えて伐採されている場所に出た。

上空に高圧線がある為だが、どんな方法で伐採するのだろうか。

伐採地を過ぎると斜面の斜度が増すが、相変わらず下生えもない。

また違う伐採地に出る。棘のある木が多く通過に難渋。足元も悪い。

何の為の伐採地かと訝しく思うが、弁天滝を下方に見て了解する。

観音谷堰堤工事の、架線の通路だった訳だ。対岸に天望山を見る。

さらに尾根を下って行くと、大月大橋西側の住宅街へ降り立った。

大月大橋から下って来た尾根を見上げる。六甲線の下に平行して、

高圧線が走り鉄塔があるので、巡視路に出会い下れると思ったが、

鉄塔さえ分からなかった。まあ、目的地には降りたので良しとしよう。