今日は寒い朝だった。歯医者さんの診察日だったので、阪急六甲回り。
篠原町から長峰堰堤に向かう途中も、北風が吹き凍える。もう12月。
それが杣谷へ入ると、摩耶山に遮られピタリと風も止み、陽光も溢れ
そこそこに暖かい。ダム上から摩耶東谷に入り、ふと上を見上げると、
セコイアの木が5本ほど並んでいる。なぜ此処に植林されたんだろう。
摩耶東谷も入口付近は広く明るい。それも長くは続かず暗い谷になる。
特に植物に興味はないのだが、金属的な色の、紫の実を良く見かけた。
昨日雨が降ったせいか、割と水量の多い東谷。行場の小屋は無人だった。
以前は人がいて、焚火をされていたりしたのだが、戸も壊され荒れた感じ。
小屋脇の階段を上ると、岩場の上に出る。頂部が平たく休憩に適している。
ブラウニー1個の小休止。見上げると廃墟ホテルが、古城のように見える。
岩場から山寺尾根に至る支尾根を登る。道はわりと良い。最初は落葉樹の林。
中腹部は、照葉樹の森となる。全くの所、展望はなくハイカー向きではない。
何のためにこのコースを選んだかというと。血糖値低下の為のエクササイズに
すぎない。つまらないが汗は出る。最後は松の木が多くなり、山寺尾根に合流。
しばらくで旧天上寺跡への水平道の分岐。あと300メートルで掬星台だが・・・。
わずかな登りだが、これがキツイ。休まずに登ろうと思うのだが、つい足が止まる。
辿り着いた掬星台は寒風が吹き抜けるが、陽に照らされ明るい。ロープウェイが、
運休している割には、ハイカーも多いと思う。昼食時でベンチもほぼ埋まっていた。