7月14日の日曜日。今日も不安定な空模様という天気予報だが、
青空も見えている。ただ、北風が強く吹いているのが気になる所。
久しぶりに黒岩尾根を歩いてみよう。家を出たのは午後2時半頃。
砂子橋辺りでは、ほとんど水流が無かったのに、雄滝はそこそこの
水量がある。不思議だなって思ったら、下の看板で説明されていた。
雄滝の水は貯水池から人為的に放流されている事。それも朝6時から、
夜9時までの間だけ。放流した水は生田川に流さず、奥平野浄水場へ、
取り込まれている事。此処へは何十回も来ているのに全く知らなかった。
猿のかけ橋の化粧葛がボロボロになっていたが、付け替えられるようだ。
日曜日のせいか、団体が多くてウンザリする。この辺りでは陽射もあった。
久しぶりの黒岩尾根取り付き。空は雲に覆われ暗くなってきた。今日は、
水分を沢山持ってきたので、ザックが重い。すでに汗だくでバテバテだ。
尾根上は北風が吹き抜けるが、北側の空は黒い。遠くから雷鳴が聞こえる。
登るにつれ雷は近くなってきた。神戸市境界標柱辺りでは雨も降って来た。
頭上を北から南へ平行に、空中を雷鳴が流れていく。雨も本降りでもない。
とても暗い。樹林の中では夜のよう。かなりバテて、家族に追いつけない。
なんとかトリム広場に辿り着いた。雨が降っているので、此処のキノコ型の
東屋で夕食にしよう。涼しいというか、濡れているので寒い。上着を着よう。
食事を終えて掬星台へ、日曜だというのにガランとしたロープウェイの駅舎。
702カフェは、どんな様子だろうか。次の発車まで、階上へ上がってみよう。
意外にも窓側の席は満席に近い。その後も来客が続き、飲食の注文もそこそこ。
店内は照明を落とし、夜景が良く見えるようにしてある。BGMに80年代の
フュージョン(今はなんて言うんだろう)が流されて、良い雰囲気の仕上がり。
暮れていく夜景に見とれて、ロープウェイを1本見送ってしまう。次に乗ろう。
駆け足で展望台にも行ってみる。ちょうどJTBの夜景プランの観光客で一杯。
ケーブル山麓駅まで下ると明るい三日月。夕涼みというには忙しい空模様だった。