6月2日の日曜日。昨日の岩ケ谷右俣の遡行。そのあとの藪コギでかなり疲れた。
だが、家に居るのもつまらない。山登りではなく、昼ご飯だけ食べに行くことにする。
上の写真は5月6日に、別山東斜面の岩場から撮ったもの。木の袋尾根に昼食休憩
出来そうな岩場を遠望する。杣谷道からも、よく見える岩場だ。あそこへ行ってみよう。
時折、小雨のパラつく空模様。ゆっくり家を出て、ケーブル・ロープウェイで掬星台へ。
アンケート用紙へ記入を求められる。始発時間や乗継時間について、質問があるので、
事業者の方も、その辺りに改善余地があると、考えておられるんだろう。やや安心する。
掬星台からアゴニー坂へ向かう。何処からか大音量の歌声やアナウンスが流れてくる。
何かのイベントだろうが煩さすぎる。アゴニー坂の鞍部から、踏跡を辿り木の袋尾根へ。
最初の写真から考えて、木の袋尾根のプラトー部分を直進すれば、辿り着けるだろう。
適当と思う所で、道を外れて藪に突っ込む。南へ向けて急斜面をズリ落ちるように下る。
現地に行ってみると、大きな岩場ではなく、幾つもの巨岩が積み重なっている所だった。
最初は垂壁の方に下ってしまったが、登り返して西へ下り、傾斜の緩い展望岩場に着く。
一畳ほどの広さで傾いているので、余り休憩適地でもないが、何とか食事は楽しめた。
西側に掬星台やオテルド摩耶を望む。両側に樹林や岩場があって、展望は180度位。
このまま下ろうかとも思ったが、昨日も杣谷を歩いたので、ロープウェイ駅に登り返す。
今は山法師の花の盛りだ。実が美味しいらしいが、一度も見た事が無い。今年こそ・・。