摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

東から登って西へ下る長峰山(登りの巻)

3月17日の日曜日は、朝からポカポカ陽気だった。こんな日は、がんばってみようか。

阪急六甲廻りで、ドライブウェイの旧道を登って行く。昨日の疲れかな、体が重くて・・。

足元に六甲堰堤を見る所まで来た。対岸が2月16日に登った尾根。その一つ北側

にも登れそうな尾根がある。今日はそこを登ってみようと思う。取り付きやすそうだ。

山田堰堤から、荒れた広い道を下り、最初のカーブ。ここから左手の尾根に取りつこう。

尾根上は、脆い岩が露出している。木が生えてないので歩きやすいが、足元に注意が必要。

こんな岩稜とも呼べない、細尾根が中腹まで続いていた。斜度は、急すぎず緩すぎず適当。

対岸の六甲山がわの斜面。落葉樹が芽吹いて、薄いピンク色に染まっている。もう既に春。

ほとんど展望はないが、樹木が抜けた所から、東に保塁岩が、北には山羊戸渡を望む。

やがて脆い岩稜も終わり、土の急斜面となる。猪が南側に、迂回路を作っている。

傾斜が緩くなり、尾根の幅も広がると主稜線も近い。稜線まで、笹藪は現れない。

ひょっこりと飛び出したのは此処。伐採地の北端に近い場所。アセビの花が咲いている。

展望の良い場所だが、今日は春霞がかかって、見通しが悪い。気温は20度近いだろう。

山頂まで登ってみたものの、天狗塚の上は20人ほどのハイカーで大賑わい、どうしよう。