24日の日曜日。天気予報では昨日より寒いとしきりに言っていた。
それで、フリースを2枚重ねてきたのだが、陽ざしがとても暖かい。
街中では、厚着させられて「暑い!」とぐずる子供を二人も見かけた。
細かい雪が降ってはいるが、陽ざしは春を思わせる。先週に続いて、
表六甲ドライブウェイの旧車道を、山羊戸渡入り口まで歩いてきた。
今日は山羊戸渡を登ろうかと思う。昨日は山上で雪が降ったようだ。
さして楽しい道ではないが、東向きで季節風の風裏にはなるだろう。
都賀谷へ踏跡を下ろうとしたら、足が何かに挟まれた。獣用の罠だった。
太い塩ビパイプで、落とし穴を作って、仕掛けられているので本格的だ。
山羊戸渡への踏跡を獣道と間違えたのか。猪の多い場所ではあるが。
写真では分かりにくいが、湿った細かい雪が降っている。淡雪とでも、
呼ぶのだろうか。青い空も見えている。陽光さえ届けば、寒くはない。
山羊戸渡は岩の多い道だが、それほど展望の良い所はない。名前から、
人気を呼んだか、ここ数年歩く人が増え、一般道並に道が良くなっている。
中腹あたりから、うっすらと雪が積もっている。小さな獣の足跡もある。
南側、長峰山の斜面には、積雪が筋状に見える。土砂崩れの跡だろうか。
北側、写真では分かり難いが、都賀谷源流の滝が、水量多く見えている。
山羊戸渡を登り切り、自然の家の裏手の道に合流する。笹が刈られていた。
自然の家からは、杣谷峠には向かわずに、観光牧場方向へ歩いて行こう。
左側に小ピークが見えてきた。柵が途切れたところから、西側に登っていく。
車道からすぐに小ピークに至る。北側の六甲山牧場の建物が姿良く見える。
西側の展望。写真左の三角形が、シェール槍だ。一旦、足元の沢まで下り、
右側のピークに登った後、尾根道をシェール槍に向かう。時折強い風が吹く。