摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

釣魚翁(344m)・・・・・清水湾・・・2012年9月27日

田下山山頂から釣魚翁との、鞍部に向けて下って行く。かなり暑い。

左側は鞍部の近くまで、造成工事が行われており、興趣が削がれる。

西側に、獅子岩・飛鵝山・馬鞍山へと続く個性的な山並みが見える。

釣魚翁へは、かなり登り返さなくてはならない。気温が上昇しつらい。

下った鞍部こそ樹林の中だったが、すぐに草原の道となり展望が開ける。

ムッとするような、草いきれで風が弱くなると、きびしい暑さが堪える。

この付近の道は、マウンテンバイク用と歩行者用の二本が並列している。

釣魚翁の西側は、企業の献金によって、伐採や植林が行われ山肌が縞々。

足元に清水湾の海水浴場が見えている。このまま海に飛び込みたい気分。

水着を持って来て山歩きの最後に。海水浴というのも良かったな。香港の

海水浴場には、無料のシャワーもあるはずだし、次回があれば計画しよう。

振り返ると歩いて来た田下山の稜線。平凡な山容だが、楽しい山だった。

西側の獅子岩・飛鵝山が大きく見えてきた。

釣魚翁山頂直下の急斜面。草むらに見えるけど、道はしっかりしている。

背後から照りつける太陽で、もうフラフラの状態。休みながら登って行く。

ようやく釣魚翁山頂到着だ。北側に相思湾よ抗口の街並みが見えている。

三角点はあるが、山名看板はない。一休みして昼ごはんの残りを食べる。

水分はもう残り少ないし、ぬるま湯状態だ。明日からは氷を持って行こう。

歩いて来た稜線に名残を惜しむ。暑いが晴れた日に来て良かったと思う。

この辺りで頭痛がしてきた。暑さで血圧が上がってるみたい。この先は、

まだ3つのピークを越えなくてはならない。もう止めて下りたくなってきた。

上の写真、山の左裾に見えるのが正規のトレイル。鞍部から下れるかな。

北側の鞍部へ下って、釣魚翁を振り返る。鞍部付近は濃密な藪に覆われて、

東西どちらへも下る踏跡はなかった。仕方ないので、このまま縦走を続ける。

廟仔墩というピークから。やや海に向って傾いた尖峰が、釣りをしている

翁に見えるので、釣魚翁という名前が付いたのだろう。何となく納得する。

バス道路を挟んで西側の山にも、龍蝦湾郊遊徑というトレイルがあるらしい。

この先も、下洋山と上洋山という二つのピークを越えなくてはならない。

(この山行は、フォートラベル「jun2」さんの記事を参考として歩きました。多謝。)