田下山山頂から釣魚翁との、鞍部に向けて下って行く。かなり暑い。
左側は鞍部の近くまで、造成工事が行われており、興趣が削がれる。
西側に、獅子岩・飛鵝山・馬鞍山へと続く個性的な山並みが見える。
釣魚翁へは、かなり登り返さなくてはならない。気温が上昇しつらい。
下った鞍部こそ樹林の中だったが、すぐに草原の道となり展望が開ける。
ムッとするような、草いきれで風が弱くなると、きびしい暑さが堪える。
この付近の道は、マウンテンバイク用と歩行者用の二本が並列している。
釣魚翁の西側は、企業の献金によって、伐採や植林が行われ山肌が縞々。
足元に清水湾の海水浴場が見えている。このまま海に飛び込みたい気分。
水着を持って来て山歩きの最後に。海水浴というのも良かったな。香港の
海水浴場には、無料のシャワーもあるはずだし、次回があれば計画しよう。
振り返ると歩いて来た田下山の稜線。平凡な山容だが、楽しい山だった。
西側の獅子岩・飛鵝山が大きく見えてきた。
釣魚翁山頂直下の急斜面。草むらに見えるけど、道はしっかりしている。
背後から照りつける太陽で、もうフラフラの状態。休みながら登って行く。
ようやく釣魚翁山頂到着だ。北側に相思湾よ抗口の街並みが見えている。
三角点はあるが、山名看板はない。一休みして昼ごはんの残りを食べる。
水分はもう残り少ないし、ぬるま湯状態だ。明日からは氷を持って行こう。
歩いて来た稜線に名残を惜しむ。暑いが晴れた日に来て良かったと思う。
この辺りで頭痛がしてきた。暑さで血圧が上がってるみたい。この先は、
まだ3つのピークを越えなくてはならない。もう止めて下りたくなってきた。
上の写真、山の左裾に見えるのが正規のトレイル。鞍部から下れるかな。
北側の鞍部へ下って、釣魚翁を振り返る。鞍部付近は濃密な藪に覆われて、
東西どちらへも下る踏跡はなかった。仕方ないので、このまま縦走を続ける。
廟仔墩というピークから。やや海に向って傾いた尖峰が、釣りをしている
翁に見えるので、釣魚翁という名前が付いたのだろう。何となく納得する。
バス道路を挟んで西側の山にも、龍蝦湾郊遊徑というトレイルがあるらしい。
この先も、下洋山と上洋山という二つのピークを越えなくてはならない。
(この山行は、フォートラベル「jun2」さんの記事を参考として歩きました。多謝。)